福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

中学生

2015-12-03 08:16:16 | 日記
職場体験の3日間が終わり、二人の中学生が帰って行った。
事前に、学校からご心配の電話を頂いた。
ふむ。
事前訪問は、別のかたが応対していた。
お話だけでは、判断がつかず体験初日となった。
大人集団に混じっての体験。
さぞ、緊張の連続だったことでしょう。
懸念は、すぐ払拭され、無事終了・・・となった。

確かに、一つのものさしであれば、どちらが優れ、どちらがなになに・・ということはあったことでしょう。
でも、福祉亭は、高齢期の個性・・に囲まれての運営。
しかも、どちらかと言えば、個性派さんたちの集団。
となると、ひよこさんたちの個性など、問題にもならない。

無事、体験生を送れた大きな安堵と共に、今、盛んに言われる「サードプレイス」を持つ意味にも気付かされる。
ものさしは、一つではない。
許容される場であれば、もう一つ、あるいは、もっとたくさんのものさしがある・・ということ。
これから伸びていくみなさんに勉強の場を提供することは、受け入れ側としての福祉亭が持つ意味の再発見にもなる。
与えるばかりではなく、得るものも大きい。

夕方、保育園時代から顔馴染みの中学生とそのお友だちが福祉亭の外のテーブルにやってきた。
寒い。
入ったら・・と声をかける。
最初は、遠慮していたのに、にこにこと寒さに負けて入ってくる。
小さな頂きもののをミカンをあげると、いたく感激してくれる。
え~~・・とワタシが驚くと、ミカンをくれる心がうれしい!!と。
いやいや、そう言ってくださる中学生の心の柔らかさや優しさのほうが、もっと、もっと、うれしい。


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