福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

花壇

2022-07-17 06:06:38 | 日記
酷暑が少し遠のいて、幾分過ごしやすい降雨の一週間だった。
酷暑の時には、花苗の水やりの仕事は必須。
これをやらずにすんだ一週間で、やれやれ。
花苗のほうは、ぐんぐん背丈を伸ばし、咲き始めた花が鮮やかで、思わずみとれる。
庭師の仕事は、神の庭をつくる・・と言われているそうです。
それぞれの花苗の成育を見守っていると、その言葉の意味の深さを知ります。
種を蒔く、芽吹く、成長する、花を咲かせる、人々を癒やす、そして、役割を終える・・というサイクルの手助けをする人。
私たちがやっているのは、庭師と言われるようなものではないけれど、一つひとつの工程で得がたい喜びを感じる時がある。
懸命に咲こうと努力する姿から励みをもらう。
精一杯花を咲かせて、徐々に朽ちていく姿に、人の一生にも似た思いもわく。
福祉亭の日々の仕事もどこか花育てに、似ている。
力は及びませんが。
福祉亭の空気、やりかた、味等に馴染む馴染めないというようなところにも、適地適作という言葉がそのまま当てはまる気がします。
20年の運営でも、福祉亭が今なお到達できていない「広がれ広がれ笑顔の輪」の笑顔は、満開の花園を思い起こさせます。
いや、花園なんてものじゃない。花壇。
人間ってやっかいです。
でも、ジツにおもしろいです。


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