懸案の「オルセー美術館展」見学に、上野公園の東京都美術館へ出かけた。エドゥアール・マネ筆の「すみれのプーケをつけたベルト・モリゾ」(1872年)にも会った。やはり奇麗な女性だった。あの黒尽くめがなんとも彼女のほっそりとした顔を引き立てているのですな。そのモリゾが描いた絵が展示の一番最初に架かっていたのも少し驚かされた。全体的に、印象派が光にどれだけ憧れを持っていたのか感じられた。またオディロン・ルドン(Odilon Redon)の質素な絵に孤独な心を感じた。とにかく、たくさんたくさん絵を観て、くたびれて館を出てきたら、音楽的道化師みぎわさんがアコーディオンを弾きながら唄を歌っていた。ヴェルディの乾杯の歌からテネシーワルツ、青い山脈、りんごの唄と懐かしい曲を歌う。手前の勝手に指揮をしながら聴いているオジサンのリクエストにも応じてメロディーを確かめながらシャンソンも歌った。ヘブンアーティストとして上野御徒町駅、上野公園、それからヨコハマ大道芸として山下公園でも公演する。またどこかで再会したい大道芸人だ。
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