Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

神田明神 御百度石、茅の輪、その奥には大黒様

2007年02月04日 15時35分01秒 | Journal
 神田明神の境内には、御百度石、その向こうに茅(ち)の輪があり、さらにその奥には大黒様が控(ひか)えていた。ちょっと重ね重ねで妙な取り合わせと感じたが、まあいいか。
 御百度石は「二十度もお参りする毎に、百度石に五色紙垂を一色づつお供えすれば、五色で百度参りするもの。だいこく様百度参りは2キロ弱、だいこく様・えびす様百度参りは4キロ強、御本社百度参りは8キロ強の距離となります。参拝と健康増進を兼ねてお参り下さい。 五色とは、古代中国に成立した「五行説」に由来します。五行説は、木・火・土・金・水の五つの要素により万物が組成され、自然現象の全てを解釈し説明するものです。天地万物を組成する五つの要素を神捧げ、感謝と祈りを籠めてお参り下さい」との解説がHPの御百度石の項にあった。
 また、この大黒様、昭和51年に完成し、高さ6,6メートル、重さ約30トンで、石造りとしては日本一なのだとか。大黒様こと大黒天(だいこくてん)は、天部と言われる仏教の守護神達の一人で、元々はヒンドゥー教のシヴァの憤怒の化身。本来はマハーカーラといい、マハーは「偉大な」、カーラは「時」もしくは「暗黒」を意味し、「大暗黒天」とも呼ばれるというから、七福神の愉快なキャストに化けたニッポンの大黒様は、かなりの変身ぶりだ。
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