Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

2008_0326茅場町の桜1 晴れれば花に浮かれて外の用

2008年03月26日 22時30分10秒 | 「ハイク缶」 with Photo
 まだ五分咲きというが、東京・茅場町の坂本町公園の桜はかなり開花が進んで七、八分咲きといった印象。今日はよく晴れて、花見には恰好。昼休みと近くの会館に行く用事のついでに花の写真をぱちぱちと沢山撮った。奇麗な写真につまらぬ句を添えて、短い春たけなわの思い出としよう。

 晴れれば花に浮かれて外の用  頓休
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虚無思想の「西馬音内の盆踊り」を見た。

2008年03月26日 20時57分08秒 | Journal
 昨日、秋田市へ日帰り出張で、夕刻、宴席の余興で、西馬音内の盆踊り((にしもないのぼんおどり))というのを見た。音曲も踊る姿も変わった盆踊りである。囃し方のオジサンの解説によれば、勧められるままに杯を重ねた新政に酔っていて少々記憶があやしいが、慥かニシモナイとはアイヌ語源だとか言っていたと思う。この女性が眼だけ穴から出した黒い布を顔に被るのは、死の世界では現世の身分も名もなく、無だからだそうだ。なかなか思い切って虚無思想の盆踊りである。
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