折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真が主役VOL27 「こわごわ、そろそろ」~お盆の風景

2009-08-17 | 写真が主役シリーズ

提灯の火が消えないようにとこわごわ、そろそろと慎重に歩く子どもたち


8月13日、お盆の初日に例年小生の兄弟たちとその家族が実家に集まる。

小生も夏休みで帰省中の息子一家を伴って昼ごろに合流。
今年は6家族18人が集まって大盛況である。

賑やかで、楽しい団欒の一時であり、家族の絆を実感する一時である。

今年93歳になった母は

「今年は蒸し暑くて、体にこたえるよ」

と言いつつも、元気そうである。

そして、4人のひ孫に囲まれて、目を細めて終始ご機嫌である。


夕方、全員で菩提寺のお墓に参り、先祖の霊を迎える。

「提灯の中にご先祖さまの霊が入っているから、ロウソクの火を消さないでね」


われわれが子供の頃から言われて来た言葉が、今も受け継がれてきていて、提灯のロウソクに火をつけてもらった子どもたちは、火が消えないようにと1歩1歩こわごわ、そろそろと慎重に歩いている。


  
墓石に線香を手向ける母                一同揃って菩提寺に向かう

そんなお盆の墓参りの様子を撮った写真が今回の主役である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿