野田総理が駅前のロータリーに遊説に来たのが衆院選挙公示日の前日の12月3日、そして、今度は自民党の若手代議士のホープと目されている小泉進次郎議員が選挙応援で来ると言うので、昨日の夕方ちょっと会場をのぞいてみた。
野田総理の時は、単にブログに載せる写真が欲しかっただけなので、演説の途中で失礼した。
今回の小泉進次郎議員の場合は、写真もさることながら彼が応援演説でどんなことを話すのかに興味があったので、写真はそこそこにして、話の内容、話す表情などをじっくりと観察させてもらった。
夕方6時、小泉進次郎議員が登壇。
会場から大きな拍手が沸き起こり、あちこちから声がかかる。
エンターテナーさながらの雰囲気である。
だが、話の中身はそのような派手さはない。
先ずは、幾つかのエピソードとともに自分の政治信条を披歴し、聴衆の関心を引きつけた所で、応援する候補者のエピソードなどを交えて、候補者の人となりを紹介し、支持をアピールするなど思いやりのこもった応援演説を繰り広げる。
自党の宣伝は一切せずに、個人としての政治への思いと候補者への応援メッセージのみ、しかも、長々としゃべるのでなく、歯切れよく、簡潔に10分程度で話を切り上げる。
聞き終って、爽やかさが余韻として強く心に残る、これぞ「応援演説」のお手本だと思わせるに十分な話ぶりに舌を巻いた次第である。
それにしても、生で見た小泉進次郎議員の姿・形、話ぶり、そして声、などなど、何から何まで何と父君純一郎氏に生き写しなのかと驚愕した次第である。
願わくば、このまま順調に政界のステップを上って、父君が座った「総理の座」を目指してほしいものだと祈念した次第である。
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