折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

人、人、人の波~スリーデーマーチ最終日

2010-11-08 | 友達・仲間

都幾川に架かる冠水橋を渡るスリーデーマーチの参加者たち。大集団だった列も、この頃になると、さすがにばらけてくる。

第33回日本スリーデーマーチ(日本ウオーキング協会、埼玉県、東松山市、朝日新聞社主催)の最終日の20キロコースに幼なじみたち4人で参加して来た。

当日は、好天に恵まれ、晩秋の青空の下、大勢の参加者たちと一緒に楽しい1日を過ごした。以下は、その感想である。

  
中央会場の東松山第一小学校の校庭には大勢の参加者たちの姿が(左)入り口には、コースごとに集計した参加者の人数が掲示されている。(新聞によると、3日間の参加者は延べ88,989人とのこと。)


念願かない、ウオーキング『連チャン』

毎年この頃になると、スリーデーマーチのことが話題になる。

いつか、この催しに参加して見たいものだと予てより念願していたのだが、生来の『引っ込み思案』の性格が災いして、一人だけで参加する勇気がなかったのだが、かって3年続けてスリーデーマーチに参加した体験のある幼なじみのKくんから、『どう、3日間続けては無理かもしれないが、最終日の1日だけでも、スリーデーマーチを体験してみたら』という誘いがあった時は、これぞ『渡りに舟』とばかりに、『行く、行く』と即、この誘いに飛びついた。

Kくんの他に同じ山歩き仲間のMくん、Hちゃんも参加すると言うことで、先の『高麗川ふるさとウオーキング』に続いてウオーキングの連チャンとあいなった。

人、人、人の波

当日は午前8時15分、東松山駅に集合になっていたのだが、すでに電車の中からそれらしき人たちで満員。駅の改札は無論のこと、改札を出てから、中央会場の小学校まで延々と参加者の長蛇の列が続いている。

会場の中も人があふれ、その人たちが次々に自分が選んだコースに向けて出発して行く。
とにかく街中が、スリーデーマーチ一色に塗りつぶされていると言っても過言でないくらい、人が多い。

小さな子ども連れの親子、学校の先生に引率された児童、若者たちのグループ、お年寄りの人たち、そして、外国から参加している人たち、とにかく色々な人たちであふれ返っている。

山歩きとの違い

そんな大勢の人たちに交じって、われわれ4人も20キロコースにチャレンジ。
Kくんは、最近こそ余り参加していないようだが、かっての常連。Mくんも、子供を連れて何回か参加した経験があるとのこと。全くの初体験は、小生とHちゃんである。

最初のうちは、街の中の一般道を歩くのだが、この舗装された道を歩くのが、想像以上に足にこたえる。『やっぱり、山歩きの道の方が楽だね』と期せずして、みんなの意見が一致。スタートから1時間弱、ちょっと休憩したい気分だが、周りを見渡すとそんな人は一人もいない。『これでは、休みたくても休めないな』とHちゃん、ぼやくが、何とか休憩所のある所まで歩き通す。

 
最初のうちは、街中を通るので、結構歩くのがきつい(左)、ようやくたどり着いた休憩所。ここも、人で溢れている。

ようやくマイペースに

休憩所を過ぎると、ようやく街並みが途切れ、いよいよ、林や、野っ原や清流が流れるコースに出る。やはり、土の上を歩くのは何とも楽だ。ようやく、エンジンがかかってきた感じである。特に、清流都幾川のほとりに出ると、空気がまるっきり変わったように感じられ、元気が出て来る。
この辺りに来ると、さしもの長い列もばらけてきて、それぞれがマイペースで歩いているという様子である。

われわれも、都幾川に架かる冠水橋を望む河原で大休止。

 
都幾川の清流を横目にマイペースで歩く参加者たち。(左)先生に引率された児童たちが嬉しそうに原っぱを駈け歩いている。(右)

今年は、小手調べだが、来年は?

今回は、スリーデーマーチの雰囲気を知るべく、言わば『小手調べ的』意味合いで最終日のみ参加してみたが、20キロコースとなると『平地歩き』も『山歩き』に引けを取らず大変であると言うこと、これを3日間続けて行うと言うのは容易ではないことが実感できた。それで、来年スリーデーマーチに本格的に参加するかどうかとなると、一に来年も今の『体力』と『気力』があるかどうかに、かかっているということになりそうである。

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