折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

『才人』青島広志先生の独壇場~コンサート「音楽の時間ですよ!」

2011-10-14 | 音楽
幼なじみのKくんと月1回行くことにしているコンサート、今月は幼なじみのY子ちゃんも加わって、賑やか。

会場は、Kくんの地元坂戸市の文化会館。

今回のコンサートは、これまでとちょっと毛色が変わって

音楽の授業ってこんなに面白かった!?青島広志の「音楽の時間ですよ!」~こんな先生ほしかったSP~

という、えらく長いタイトルが付いたコンサートである。

今、テレビを始めとして引っ張りだこの才人・青島広志がお話と指揮をして、クラシック音楽をわかりやすく解剖し、クラシック音楽に親しんでもらおうと言う趣旨のコンサートである。

その期待に違わず、会場は終始爆笑に包まれ、なごやかな楽しい一時となった。

今回もその感想を3人の会話風にしてまとめてみた。


 
会場の坂戸文化会館には、多くの音楽ファンがつめかけた(左)。おしゃべりに、指揮に、そしてサイン会にと大忙しの青島広志先生(右)。


― 君とは、何回もコンサートに来ているけど、この種のコンサートは初めてだった。
― 面白おかしく音楽をわからせてくれるので、全くの素人のわたしにも良くわかって、楽しめたわよ。

― 選曲もみんな一度は聴いたことのある曲ばかりで、すっと音楽に入っていけた。
― 美しい曲、元気の出る曲、オペラの有名なアリアなど色々と変化もあって楽しめた。
― プログラム通りに聴いていくとバロック音楽から現代音楽までの音楽の歴史がわかるようになっているのがミソだね。

― 何と言っても、青島先生のユニークなキャラクターがすごいわよ、すっかり引き込まれちゃった。
― 昔、山本直純さんと言う人がいてやはり独特のキャラクターで、多くの『直純』ファンがいて、人気があったけど、青島先生も山本さんに優るとも劣らないキャラクターの持ち主だね。
― ある時は、軽妙洒脱、ある時は漫談風に、ある時は諧謔を交えて辛辣に、またある時はまじめくさってためになる話を、と人を引き付けて離さない、まさに話術の達人だね。
― 周りで笑いが絶えなかった。こんなクラシックのコンサートもあるんだとびっくりしたわよ。

― 青島先生、おしゃべりに、指揮に、また、本のサイン会にと走り回っていた。まさに青島先生の一人舞台、独壇場だった。

― トークではおふざけもあったけど、演奏は実に真剣で小品とは言え、いっさい手を抜いていなかったよね。

― 何はともあれ、楽しいひと時だった。あっという間に時間が経ってしまった。
― こう言うコンサートは、大歓迎だわよ。



青島広志の「音楽の時間ですよ!」プログラム


1・モーツアルト/フィガロの結婚序曲
2・J・Sバッハ/G線上のアリア
3・ヘンデル/オンブラ・マイ・フ 歌:小野 勉
4・モーツアルト/歌劇「ドン・ジョバンニ」より「私の恋人を慰めて」 歌:小野 勉
5・ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」より第1楽章
6・ロッシーニ/「ウイリアム・テル」序曲より「スイス軍の行進」
<休憩>
7・ドニゼッティ/歌劇「連隊の娘」より「ああ友よ!なんと楽しい一日!」 歌:小野 勉
8・マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
9・ビゼー/「カルメン」第1組曲より「アラゴネーズ」「闘牛士の行進」
10・スメタナ/「わが祖国」より「モルダウ」
11・プッチーニ/「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」 歌:小野 勉
12・J・シュトラウス/ワルツ「美しく青きドナウ」

【指揮・お話し】青島広志
【演奏】東京ニューシティ管弦楽団
【歌】小野 勉(テノール)  



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