折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

身近な秋の風情を楽しむ VOL3 『旧高橋家住宅』を訪ねる

2009-11-12 | 日常生活

重要文化財
旧高橋家住宅は、江戸中期、18世紀前半の建築と推定される木造平屋建て・茅葺の農家建築で、平成13年11月14日付で国の重要文化財に指定されている。
平屋建ての主屋は約130平方メートルの広さがあり、主屋を中心に、納屋・倉・木小屋・井戸小屋・祠などの付属物が周りに位置し、かつての武蔵野の農家の雰囲気を今に伝えている。
平成20年10月1日、一般公開された。

          
          旧高橋家住宅見取り図
          主屋を中心に、納屋、倉、井戸小屋、木小屋、祠が周りに位置している。



「身近な秋の風情を楽しむ」第3回目は、国の重要文化財に指定されている『旧高橋家住宅』。

同じ市内にあると言っても、初めて行く場所。地図で見ると何となく遠く思えてしまう。

「方向音痴」の小生が地図とにらめっこをしながら歩くこと30分、そろそろ目的地に近いところまで来たはずだがと思案していると、そこに折よくコンビニが。

早速、昼食のおにぎりを買って、レジで場所を聞いて見ると

『ちょっと行った先の信号を左に曲がったら5分ぐらいですよ」とのこと。

『ここまで間違いなくこれた』という思いとあと5分ぐらいと聴いて元気百倍。

間もなく目標にして来た『根岸台市民センター』に着く、このすぐ隣が旧高橋家住宅だ。

ここまで家から歩いて約40分、思ったよりも近かった。

現地にはボランテイアの人がいて、親切に家の中を案内してくれた。

農家特有の広い土間。

その土間には、農耕具をはじめ「かまど」、餅つき用の「臼」、竹ひごで編んだ「背負い篭」等々、小生たちが子供の頃、どこの農家にも見られた品々が置かれていて、懐かしくその頃を思い浮かべる。

歩いて1時間もかからぬ場所に、こんなに懐かしい、心和む空間があったとは!

その佇まいに、暫し魅入られる。

          
          ボランテイアの人が筵をはがして、部屋の構造の特徴を親切に説明してくれた。

          
          土間には、当時の農家の日常生活用品が置かれている。

 
付属物の一つ「倉」                     「木小屋」のあたりには武蔵野の面影が。



住所 朝霞市根岸台2-15-10
電話 048-462-7067

・開園時間 午前9時~午後4時30分
・休園日 (1)月曜日(休日に当たるときは、開園)
(2)休日の翌日(土・日曜日・休日に当たるときは、開園)
(3)年末年始(12月27日~1月4日)

徒 歩 東武東上線 朝霞駅東口より約25分
バ ス 国際興業バス 湯~ぐうじょう行「根岸」下車徒歩7分
市内循環バス(根岸台線)わくわくどーむ行「岡3丁目」下車徒歩3分

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