折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL18~「学舎(まなびや)の道」

2011-10-25 | 写真&俳句


銀杏散る     学舎(まなびや)の道     今もなお


先日、大学の剣道部創部50周年記念事業がおこなわれ、母校に行って来た。

何年か前、親友のHくんと卒業以来初めて母校を訪ねた時は、我々が在校していた頃と全く様変わりしてしまった感のある大学の構内の景色に面食らったが、そんな中で唯一つ変わらなかったのがキャンパスの入り口から真っすぐに伸びた銀杏並木の風景であった。(もっとも、この銀杏の木、在学当時は幹も枝ぶりもまだ細く、小さく見栄えはしなかったのだが、時を経て今では幹も枝ぶりも大きく立派に育って堂々たる銀杏並木になった。)

その名物の銀杏並木がすっかり色ずいて、地面には所々に銀杏の実が落ちて、独特の異匂を放ち、秋深しの気配を漂わせていた。

この銀杏並木、昔も今も、そして、これからずっと先も大学のシンボルとして、大学に通った人たちの記憶の中に生き続けるに違いない。


 
県下の高校生を招待して行われた剣道大会(左)は、高校生らしい溌剌とした剣捌きで、先に読んだ「武士道シックスティーン」「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」の武士道シリーズ3部作を思い出した。
祝賀会では、大先輩のSさん、1年次上の先輩Iさんに40数年ぶりに再会し、懐古談に花を咲かせるなど、楽しいひと時を過ごした。


さて、その50周年記念行事だが、当日は午後1時から県下の高校生を招待しての記念剣道大会、午後5時からは50周年記念祝賀会が開かれた。

祝賀会には、剣道部関係者や剣道部OB約100名が集まり、久しぶりの再会で昔話に花が咲き、和やかな雰囲気の中、あっという間に時間が過ぎてしまった。

本記念行事を企画立案、実行してくれた関係者のみなさんに感謝すると同時に、今後の剣道部の発展、活躍を大いに期待する次第である。

              50周年祝賀会の記念品は『平常心』と書かれた日本手拭

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2 コメント

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祝 50周年 (ゆたか)
2011-10-26 00:03:29
おめでとうございます

うちの大學の居合道部は
今年40周年です
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ありがとうございます (fit-723)
2011-10-26 09:11:39
ゆたかさん

仲間たちが久しぶりに一堂に会するって、良いものですね。
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