暑中お見舞い申し上げます。
みなさんこんにちは。
当家の愛犬のパールです。
梅雨が明けて、いよいよ夏本番、連日の暑さ、たまりませんね。
この暑さ、今年「還暦」になるわたしには何ともこたえます。
これからも、ずっとこの暑さが続くと思うだけでもう、うんざりです。
でも、おとうさんが眠い目をこすりこすり起きて来て、朝の涼しいうちに散歩に連れてってくれるので助かります。
朝の5時、黒目川の遊歩道を散歩しているとお友達にいっぱい出会います。
みんな涼しいうちに連れて来てもらっているのだ、飼い主さんはみんな愛犬思いなのだと感心してしまいます。
そんな散歩で出会うお友達の中に生後8カ月というチョコラブにこのところ毎日出会い、お友達になりました。
朝の散歩中に出会ったチョコラブ「バルサ」と愛犬「パール」
名前は「バルサ」、飼い主さんが好きな本に出てくるかっこいい「女用心棒」の名前なんだって。
生後8カ月とあって、毛並みはピカピカ、元気溌剌、暑さなど何するものかとばかりに動き回って、少しもじっとしていません。飼い主さんが、振り回されています。
そんなはしゃいでいる、やんちゃな様子を見ているとわたしにも「あんな時があったんだ」と思わず『来し方』を振り返ってしまいました。
生後8カ月、やんちゃなチョコラブ「バルサ」
ようやく朝5時に起きるペースに慣れてきた。顔を洗って外の空気を吸うと体がしゃきっとする。
それにしても、この時間帯黒目川遊歩道に何て人が多いことか。
みんな早起きなんだと感心してしまう。
散歩の途中で、このところしばしば元気でやんちゃなチョコラブに出会う。
遊びたくてしょうがないらしい。パールも気に入ったらしく、相手になってあげている。
そこでお互いの飼い主さん同士の会話が始まる。
「ワンちゃんのお名前は」
「『バルサ』です」
「えぇ、あの女用心棒の」
「ご存知ですか、そう、あのバルサです。上橋菜穂子さんの大ファンなんです」
「わたしも、大ファンでほとんど読んでますよ」
「それでは『獣の奏者』も」
「もちろん」
「この子、まだ8カ月ですけどメスですから子どもができたら『エリン』と名付けることになってるんです」
「それは、それは・・・」
初めて言葉を交わしたにもかかわらず、お互い「上橋菜穂子ファン」ということですっかり意気投合、犬たち以上にこちらも盛り上がってしまった次第である。