折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL13~「秋の山」

2011-10-10 | 写真&俳句
    関八州見晴台
「関八州」とは江戸時代の関東八ヶ国の呼び名。相模(さがみ)・武蔵・上野(こうずけ)・下野(しもつけ)・安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・常陸(ひたち)をいい、現在の関東地方。この関東八ヶ国がすべて一望できたことから名づけられた。



秋の山     関八州は     靄(もや)の中



3連休の中日もすっきりとした秋晴れ。

絶好の行楽日和となった1日、いつもの幼なじみのメンバーと越生方面の低山を歩いてきた。

この日のコースは

傘杉峠―花立松ノ峠―関八州見晴台―飯盛峠―高山不動尊―傘杉峠

往復約10キロの行程である。

午前10時スタート、最初に目指した関八州見晴台に到着したのが11時過ぎ。

絶好の行楽日和と3連休の中日とあって、見晴台には大勢の行楽客で賑わっていた。

ここで昼食をとるグループも多い。

われわれもここで大休止。


 
見晴台で景色を堪能しながら大休止(左)、見晴台では多くの行楽客が、多くは昼食をとっていた。(右)



この見晴台は360度の眺望が望める絶好の場所で、空気が澄んだ日は富士山はもとより東京の高層ビル群まで一望できるとのことだが、この日は空はよく晴れていたが、気温が高く、また風もなかったこともあって靄がかかって遠くに幾重にも重なった山並みの稜線がすっきりと見えなかったのは、いささか残念であった。

その気持ちを詠んだのが上掲の句である。