折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第28回

2011-08-22 | 書道
     お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)


【読み方】

もうか とんそ        しぎょ へいちょく

しょき ちゅうよう      ろうけん きんちょく

れいおん さつり       かんぼう べんしょく


【意味】

孟子はその性質が厚くて素直な人であり、史魚は少しも曲がらぬ素直な人であった。

中庸を得るようにこいねがい、あくまで人にへりくだり、言行を慎んで心正しく実直にしなければならない。

人の音声を聞いて、その理を察し知れということで、わずかなことにも注意を怠ってはならない。また、人の容貌を見て、喜怒哀楽の情を弁別せよということから、何事にも注意せよ。