折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第26回

2011-08-10 | 書道
   お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)


【読み方】

がんもん しさい       けいでん せきじょう

こんち けっせき       きょや どうてい

こうえん めんばく      がんしゅう ようめい


【意味】

鴈門は鳥も越えかねるほどの高山
紫塞は万里の長城のことで、その色が紫のためこう言われている。
雞田は鴈門に対する古駅の名
赤城は周時代に関所のあった跡。

昆池は昆陽と言う有名な池の名、碣石は碣石山のこと、著名な池と山をいう。
鉅野は鉅鹿と言う広い野のこと。
洞庭は楚と呉の間にある湖水の名。

これらの原野、湖水、名所、古跡などが広く遠く連なって散在している。高大な山々は、はるか遠くに散在して、かすかに見え隠れしている。