折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第25回

2011-08-01 | 書道
    お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)


【読み方】

せんい さばく        ちよ たんせい

きゅうしゅう うせき     ひゃくぐん しんへい

がくそう こうたい      ぜんしゅ うんてい


【意味】

そのような良将であったから、威名はひろく四海にとどろき、遠い砂漠の果てまでも知れわたり、武勲は天下に輝いた。したがって死後もその像は麒麟閣上に画かれ、功績を記されて、誉を万世の後までも伝えれた。

禹は九州をめぐり、水利を治め、農業を勧めた。秦の始皇帝は天下を統一するにあたって、滅ぼした六つの国を合わせて、全国を百郡に分けた。

恒山、岱山という二山を山嶽の宗とした。この二山は南海しているので尊いものとした。封禅の地としては、云々山と亭々山を主とした。