まとめ買い！？売り切れ続出？、生活日用品

東日本に未曾有の大災害が発生した翌日の昨日の昼前のこと。

かみさんの携帯に都内に住む娘から

『パンを買いにスーパーに行ったら、パンは無論のことインスタント食品などすぐに食べられる食料は全部売り切れ、ガスコンロのボンベも売り切れだって！』

と言うメールが。

『まさか！』とかみさんと顔を見合わせる。

それから、しばらくして買い物から帰って来たかみさん、開口一番

『あのメールほんとだった、パン、うどん、おもち、おコメ、インスタント食品の棚は空っぽ。ガスボンベや乾電池もすべて売り切れ。みなさん、すばしっこいわね。スーパーの店員さんが「びっくりした」と話してたわよ』

かみさんのその話を聞いて、その日の朝、パールと散歩に行く時に開店前のスーパーの前に行列ができていて、いつもは行列などできてないのにどうしたんだろうと思って通り過ぎたのが、これだったのかと、ハタと気が付いた次第。

そして、夫婦そろって『われわれは、疎いね』と苦笑い。

遅まきながら、我が家の日常用品の在庫を調べてみると、パンは１日分、インスタント食品、懐中電灯用の乾電池、ガスコンロのボンベは在庫なしと判明。

これでは、何かあったらすぐに飢えるねと再び顔を見合わせて苦笑。

その日の夜、テレビが非常用用品を始め日常用品を購入している人たちの様子を報じていた。
それを見て、この現象は我が家の周辺だけのことではないのだと実感する。

そこで、今朝一番で手分けして必需品を買うべくスーパーに。

小生が向かったスーパーは開店10分前には、すでに数十人が列を作って並んでいた。

開店と同時に皆、目的の売り場に急ぐ。

小生もガスボンベと乾電池をゲットすべく売り場に急ぐが、すでに両方とも『売り切れです』とすまなそうに頭を下げる店員さん。

手ぶらで帰って来ると、しばらくしてからかみさんが『ゲット、ゲット』と言いながら帰って来た。

買い物袋には、『ガスボンベ、乾電池』が。

『ガスボンベは、これが最後の一つだったみたいよ』

とかみさん。

明日からは、地域別に3時間程度『輪番停電』になるかもしれない、と今日の新聞が報じているが、のんびりやの我が家もその実施を前に、停電に備えて何とか必要最小限度の日常用品を購入できて、ほっと一息つくと同時に、日頃の備えを怠り、右往左往の行動に走る自分に内心忸怩たる思いを感じた次第である。