折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

一大事!!~『節電』で居合の稽古休止

2011-03-25 | 日常生活

       居合の稽古場となっている中学校の剣道場。ここで、毎週月曜日、金曜日の7時から9時まで稽古をしている。


大地震と津波、そして原発事故と放射能汚染とが重なった想像を絶する大災害から2週間が経った。

この間、この国家的危機を受け官・民あげてそれこそ総力で被災者の支援に取り組んでいる。

先日、当市の取り組みをネットで検索して見た。
そのホームページには、現時点で考え得るさまざまな対策を打ち出して、市民に協力を求めている。

例えば、これまで市民のために夜間に開放して来た市の公共施設の使用を当分の間中止すると言う措置も『節電』の具体策の一つである。

それに呼応して、つい先頃、わが居合道支部が稽古の場所として貸してもらっている中学校から、教育委員会から計画停電のため学校体育施設の市民への使用を当分の間中止するとの連絡が来ているので、しばらくは学校の施設は使用できないとの伝達があったとのこと。


           学校体育施設の市民への使用を当分の間中止するとの教育委員会からの通知。

我々の居合道を始めとして、多くの市民がさまざまの形で市の施設や学校の体育施設を利用させてもらっている。
確かに、現状からすれば市民への便宜より、節電への協力が優先されてしかるべきであることは理解できるところであるが、このような状況がいつまで続くのか、長期化が避けられそうもないだけに不安は拭えない。

また、最悪の場合、これを機に学校体育施設の解放は今後行わないということになりはしないか、そんなことを、なんやかんや考えると何とも気がかりで、いたたまれない思いである。

居合の稽古は、小生の生活リズムにとって大切な柱の一つである。

それが、今、脅かされようとしている。

小生の日常生活にとっての一大事である。

2週間前までは、想像だにしなかったことである。