折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

『クラシック通(痛)?』の犬~愛犬パールの近況

2011-02-07 | 日常生活
みなさん、こんにちは。

ご無沙汰しています。当家の愛犬のパールです。

立春も過ぎ、ようやく暖かくなってきましたが、今年は寒さがきつかったですね。
歳(10歳)のせいか、今年の寒さは身にこたえました。

先日も、歳を考えずに節分の豆を食べ過ぎて、ちょっと下痢気味です。

それと、このところわが家のおとうさん、毎日のように大音量で音楽を聴いているので、難聴になりはしないかと心配です。

というのは、何でもフルトヴェングラーという大指揮者が生まれて125年になるというので、それを記念して発売されたSACDをネットで購入して、とっかえひっかえ毎日のように聴いてるんです。

実は、おとうさん、一時、良くフルトヴェングラーを聴いてたんだけど、やっとその熱も冷めてやれやれ、とホッとしていたら、またまた狂ったように聴きだしたって訳なの。

小さな音で聴いてくれればいいのに、おとうさんたら『大音量』で聴くのよ。
おとうさんとすれば、部屋いっぱいに音が広がって、さぞかし満足なんでしょうが、それに付き合わされるわたしはたまったものではないわよ。


音楽を聴いている間、おとうさんの足元にうずくまるパール

緊急避難したいのはやまやまなれど、寒い今の季節、暖かい部屋から出るに出られず、おとうさんの足元にうずくまって『早く終わってくれないかな』とお祈りしているの。

これだけ、フルトヴェングラーの演奏を聴かされて、今やすっかりフルトヴェングラー通?(痛)、こんな犬は、全国広しと言えど、そうはいないんじゃないのかな。

でもね、悪いことばかりではないんです。
と言うのは、おとうさん、音楽を聴く時は必ずコーヒーを飲むのよね。その時、わたしも一緒におやつにありつけるって訳よ。おとうさん、せめてもの罪滅ぼしと思ってるみたいね。

何てったって、わたしにとっては、『花より団子』だもの。


今月は余り出歩く予定もないので、家でのんびりと過ごしている。そんなタイミングを見計らったかのようにEMIからフルトヴェングラー生誕125周年記念のリマスター盤SACDが発売された。フルトヴェングラーファンとしては、一聴してみなければと購入した次第。

その余りにの音の素晴らしさに、ついつい音量が上がり、パールは耐え難い環境に置かれることに。
冬場でなければ、即、洗面所に避難する所だろうが、寒がりのパールは小生の足元で、じっと『我慢の子』。

パールにとっては、はなはだハタ迷惑のことに違いない。おやつは、せめてものささやかな『償い』の気持ちである。