いつもは、スリーデーマーチと日程が重なるため、その分、参加者が少なかったらしいが、今回は重複しなかったため大勢の人がこのウオーキングに参加していた。写真は、富士山や秩父連山を望める見晴らしの良い堤防の上をさわやかな風を感じながら歩く参加者の皆さん。
秋たけなわの一日、幼なじみのKくんが住む坂戸市が主催する「高麗川ふるさと健康ウオーキング」に参加した。
去年に続いての参加だが、今年はKくんのほかに、幼なじみのY子ちゃん、同じく幼なじみで山歩きの仲間のHちゃんも加わって、「高麗川」の清流と雄大な山々の景色を見渡しながら、約12キロのコースを歩き、秋の風情を楽しんだ。
以下は、その様子を『秋の風情を楽しむ』というテーマで写真を中心に紹介したい。
秋の風情を楽しむ
その1 秋空と霊峰富士
その日は、朝から抜けるような青空。
太陽がさんさんと降り注ぎ、微風が頬をなぜ、絶好のウオーキング日和。
高麗川沿いに作られている「高麗川ふるさと遊歩道」は、国土交通省関東整備局の『関東の富士見100景』に選ばれているとのことで、天気さえ良ければ、どこまでも行っても富士山が眺められるところが、この遊歩道の最大の魅力である。
この日も、約12キロの行程のうち半分以上は、霊峰富士山を常に目にしての散策であった。
霊峰富士山と高麗川の清流
写真中央やや左に富士山が、その右に大岳山が見える。
その2 清流「高麗川」2態
高麗川(こまがわ)は、埼玉県南西部から中部にかけて流れる荒川水系の一級河川で、かつて高句麗からの亡命者を受け入れた高麗郡(現在の日高市周辺)を流れることからこの名があるとのこと。
下流部では、『平地を抜けるなだらかな流路』、上流部では『丘陵地を抜け直角に近い蛇行を繰り返す流れ』というように、変化に富んでいて、見飽きない。
写真左は、下流部にある五号堰、右は上流部にある多和目天神橋。今どき珍しい木の橋である。
その3 秋の草花
ウオーキングコースは、堤防を歩いたり、自然観察路になっている場所や、クヌギ・コナラなどの落葉広葉樹林が続く緑の回廊を通ったり、のどかな田園地帯を歩いたりと変化に富み、それぞれの場所で秋の草花が咲いていたが、印象に残ったのが写真の『すすき』と『カラスウリの赤い実』である。
風にそよぐすすき(左)、たわわに実をつけたからすうり(右)
その4 実りの秋
12キロのウオーキングコースもゴールが近づくにつれ民家が増えて来る。そして、どの家にも柿の木があって、青空の中にたわわに実をつけた柿の赤色が映えていた。
たわわに実をつけた柿(左)とかりん(右)
その5 紅葉を求めて
ウオーキングコースを歩いているときは、まだ紅葉の気配は感じられず、一同、まだ、紅葉には早いのかなと話していると、何とゴール地点の城西大学の構内は紅葉の真っ盛り、そして、創立45周年ということで『学園祭』も盛大で、学園内は活気にあふれていた。
写真左:大学の構内は、赤や黄色に色ずいた木々が太陽を受けて輝いていた。写真右:創立45周年で学園祭は大盛り上がり。