折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

2回目は『映画・<13人の刺客>』を見る~4人兄弟の『集う会』

2010-10-19 | 家族・母・兄弟
『身体が言うことをきくうちに兄弟であちこち出歩こうや』という長兄の掛け声で始まった、我が兄弟4人の『集う会』。

1回目は、6月。周囲の冷やかしも何のその、年寄り4人で、デイズニーランドの乗り物にチャレンジ、久しぶりに若やいだ気分を味わってから、もう間もなく3カ月になる。

本来なら、2回目は9月頃に「はとバス」で東京の名所巡りをすることになっていたのだが、今年の異常なまでの猛暑にかまけて、世話役の小生がグズグズしているうちに時間が経ってしまった。(あの暑さでは、結果的には、実施しなくて正解だった?)

このままでは、折角の『画期的な試み』も立ち消えになってしまう。永久幹事としては、あれこれ考えた末、映画にしたらどうだろう、映画だったら手間もかからないし、第一、みんな映画など見てないだろうから、良い機会になるのではないか、また、幸いなことに、今、話題の『13人の刺客』なら、みんなも興味があるだろうし、自分も見たかったので丁度良い、『これにしよう』と思い立って、連絡を入れると、『13人の刺客』か面白そうだね、と待ってましたとばかりの反応で、映画を見ることに即決。

予定としては、池袋に11時30分集合、ゆっくりと昼食をした後、1時10分から映画を見、終わってから『お茶』して、おふくろさんへのお土産を買って解散というスケジュール。

当日は快晴。休日とあって昼時の池袋は大勢の人で賑わっている。
70代で家にいることの多い兄二人は、余りの人出にびっくり。


  
休日、大勢の人で賑わう池袋駅東口周辺、映画『13人の刺客』のポスター


さて、その映画だが、小生は年に5~6本見ているが、田舎に住む長兄はもう何十年も見ていないとのこと、次兄は「レッドクリフ」が、弟は「のだめカンタービレ」がそれぞれ最後に見た映画ということで、やはり映画は余り見ていないようだ。

映画館では兄弟4人が、横一列に並んで映画を見る。

この年齢になって、兄弟4人が一列になって映画を見ている光景など、想像だにしなかったことなので、小生としては感無量であった。


兄弟みんなが集まるためには、

それぞれが、①一声かければ、出かけて来ることができる『健康・体力』がある。②一声かければ、すぐにでも集まれる『近間の場所』に住んでいる。③一声かければ、出て来れる『自由な時間』がある。そして、④一声かければ、集まろうとする『気持・意欲』がある。

上記の4つの条件が必要だが、この条件が全て揃うのは、中々困難である。

そして、この条件が全て揃っている我々兄弟は、なんとも幸運であり、感謝しなければならない、とつくずくそう思う。

4つの条件は、いずれも大事なことであるが、①と④は必須条件と言えるだろう。特に④関しては、長兄が『身体が動ける時に出歩こうぜ』と音頭取りした意味はきわめて大きいと思っている。

長兄の発案で始まったこの会、今のところ、みんな『乗り気』である。

この『火』を絶やさないようにするのが幹事の役目、責任は重大である。

(映画の感想は、明日のブログで。)