折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

残暑見舞い~『猛暑』列島

2010-09-06 | 日常生活



残暑お見舞い申し上げます。

前回『酷暑見舞い』を申し上げてから丁度20日、まさか2度目の残暑見舞いをすることになろうとは、想像だにしていなかった。

ニュースは、昨日も『京都・京田辺市で39・9度を記録し、全国の9月の最高気温(今年の最高気温でもある)の記録を塗り替えた』と伝えているので、2度目の残暑見舞いもむべなるかなと思っている次第である。

そんな次第で、昨日も一昨日も外には1歩も出ず、ひたすら一日中クーラーのきいた部屋に籠ってテレビのスポーツ中継を見て過ごした。

そして、このスポーツ中継は、二つの大きな感動をもたらしてくれた。

その一つは、一昨日のプロ野球中継中日×巨人戦。

中日の45歳の山本(昌)投手が巨人を完封し、最年長完封のプロ野球記録を60年振りに塗り替えたのである。(45歳以上の『負けなしの4連勝』も62年振りのプロ野球新記録)

あの強打の巨人打線を相手に許したヒットわずか6本と、まさに『手玉』にとったピッチングに『投球術の妙=プロの技』の真骨頂を見る思いだった。

もう一つは、昨日の男子ゴルフのフジサンケイクラシック。
石川 遼選手の最終18番ホールの第2打。
絶体絶命のところまで追い込まれた同プロが土壇場で打った起死回生の1打。

ピン手前1mにつくスパーショット。
18番ホールを埋め尽くした観衆のどよめきが、テレビの画面を通して伝わって来る。

鳥肌が立ち、心が震えた瞬間であった。

山本、石川この二人のプロのひたむきな生きざまに暑さを吹き飛ばす爽快さを味わったのは小生だけではあるまい。

暑さしのぎに何気なく見ていたテレビで、二日続けて感動を味わうことができたのも、暑い夏がもたらしてくれた思わぬ収穫であった。




写真は暑い中、せめておいしいものを食べて一瞬でも暑さを忘れようと、娘夫妻・孫と一緒に馴染みのお寿司屋さんに出かけた時のこと。
我々大人にゆっくり寿司をつまんでもらえるよう寿司屋のおかみさんが、気をきかせて孫のKちゃんを近所の子供たちが花火で遊んでいる場所に連れ出してくれた。
予期せぬ花火遊びに、ご満悦のKちゃんの写真である。