昇段審査会は午前中初段から3段まで、午後から4,5段が行われる。
写真は午前中に行われた審査会の開会式
今日は、今年の目標の一つにもなっている「居合道昇段審査会」の日であった。
この数カ月は、この審査会のことが頭から離れない日々であったと言える。
遂にその日がやって来た。
4,5段の審査会は午後1時30分から始まった。
4段の受験者は総勢21名。
4人1組で指定された5本の技を抜く。
1本目の技、古流の技を演武する第4組(右から2番目が小生)
小生は4組目。
何時もは、呼吸が早くなったり、口の中が乾いたりするのだが、今日に限ってはそんなこともなく、いたって平静。
演武もいつもは肩に力が入って、ぎこちない動きが出るのだが、今回は体の動きも実になめらかで、自分の持てる力を十分に発揮でき、満足のいくものであったが、結果としては、不合格。(合格者は8名)
ベストの演武をしても、なお届かなかったということは、4段になるための決定的な「何か」が欠けているのだと思い知らされると共に、これからはこの「何か」を自分なりに見つけて、身につけるべく精進を重ね、「捲土重来」を期したいと決意を新たにしている次第である。
結果は伴わなかったが、昇段審査に関しては一区切りついた。
久しぶりに「重圧」から解放され、気兼ねなく他の趣味を存分に楽しみたいと思っているところである。