折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

「刺激」&「発奮」~「負」の連鎖は断ち切れた!?

2008-12-15 | スポーツ
フィギュアスケートのグランプリ・ファイナル最終日の浅田真央とキム・ヨナ両選手の「一騎打ち」をテレビで固唾を呑んで見た。

真央ちゃんの演技に、久しぶりに胸がドキドキし、優勝が決まった時は、思わず大きく拍手してしまった。

そして、宿命のライバルと言われる同い年の二人がお互いに刺激を受けることで、その「技」も「人」も育てられ、磨かれていくのだということ、即ち「切磋琢磨」とはこういうことを言うのだろうとつくづく感じた。


刺激を受けると言えば、最近、ゴルフ仲間の一人であるMさん(オーディオ談笑会のメンバーの一人でもある)から、大いなる刺激を受けている。

と言うのは、MさんはプロゴルファーのOさんにゴルフの手ほどきを受けて(2008・9・22ブログ「やっぱり<基本>が大切だ」)、めきめきと上達して、このところ一緒に回るたびに彼に名をなさしめてしまい、内心穏やかでなかったのである。


前述のGPファイナルの最終日が行われた日、たまたま、その日に今年最後のゴルフコンペがあった。


事前にメールで送られてきた組み合わせを見ると、今回もMさんと同じ組とのこと。

これまでは、ゴルフコンペといっても練習もせずに、ぶっつけ本番でプレーしていたので、満足のいくショットも満足のいくスコアも出るはずもなく、コンペに参加してもとてもゴルフを楽しむという状況ではなかった。

即ち、今迄は

練習も何もしない → ショットもスコアも悪い → フラストレーションが溜まる → ゴルフを楽しめない

と言う、「負」の連鎖に陥っていたわけである。


Mさんはと言えば、その後もOプロと一緒にプレーを重ね着々と腕を磨いているとのこと。

そこで、いつまでも「繰言」を言っていてもゴルフの内容が良くなるわけでもないし、Mさんに勝てるわけでもないので、今回は「付け焼刃」の結果になろうとも、とにかく練習をしようと近くの練習場に足を運んだのであった。


さて、その結果であるが、このところ100を切ることに汲々としていたのがウソのように、80台前半という思っても見なかったスコアで回り、「ベスグロ」を獲得するなど、それまでの「フラストレーション」が溜まるゴルフが一転して「楽しい」ゴルフとなったのであった。


ゴルフに対するそれまでの「負」の連鎖を断ち切るきっかけとなったのは、間違いなくMさんから受けた強烈な刺激であった。

特にMさんと一緒にプレーし、Mさんの練習の成果を見せ付けられると、これは自分も「うかうかしていられない」と思わざるを得ないほどに、そのインパクトは強烈であった。
そして、その刺激が、小生を練習へと駆り立ててくれたのである。


今回のゴルフコンペの収穫は、スコアが良かったこともさることながら、ゴルフの楽しみ、ゴルフの醍醐味を少し味わうことができ、これを励みにこれからも練習をしようという意欲が出てきたことではないかと思っている。


その意味では、小生を「発奮」させてくれるきっかけとなったMさんには、ただただ感謝である。