めじろ＠東京都渋谷区

先日の新千歳空港の記事で「さ～て今回は。。。」とか書いておきながら、すっかり間があいてしまいました。

今回は、東京です。

まず１軒目は、代々木のめじろです。
代々木駅から歩いて数分のところにあります。
以前は神奈川県藤沢市にあって、2004年に代々木に移転してきました。



光ってよく見えませんが、店名には「七重の味の店」とあります。
そして暖簾の「これがらーめんです」の文字が目立ちます。

人気ランキング一位の、煮干しら～めんがかなり気になりましたが、
基本メニューであるラーメンにしました。

ら～めん。（750円）



透明なキレイなスープです。
ごくあっさりした中に、すごい旨味を感じます。
魚介系がじわ～～っとくるんです。
やや酸味を感じる醤油ダレ、タレの主張はあまり強くありません。
七重の味かは私の駄舌ではわかりませんが、美味しいです！
こういうタイプは、まさに私好みなんですね。

麺は、加水率低めの細麺ストレート。
蓮根粉が配合された、自家製麺だそうです。
旭川が長かったためか、未だにこういう麺は好みです。

具は、大きめのネギが表面に浮くのが特徴的です。
特大メンマが、甘い味付けでやわらかくて美味しいです。
そして炙り目のある、しっかりチャーシュー。
スープ・麺の繊細さとは対照的な、インパクトのある具たちです。


あぁあっさりしみじみうまい系、まさに「これがらーめんです」


あと特筆すべきは、カードとスイカが使えることです！（笑）

満天食堂＠札幌市白石区

第17回しろいし区民ふれあい健康マラソン大会



秋晴れの絶好のマラソン日和の中、走ってきました。
この日は、余市・函館・旭川など道内各地でメジャーな大会がありましたが、こちらはかなりローカルな大会です。
どれくらいローカルかといいますと、まずランネットやスポーツエントリーにはのってません。
タイム測定もありません。（去年まではトルソータグを使用していたそうですが…）
そして何と言っても参加費が無料というのが最大の魅力です。

場所は、白石サイクリングロード。
スタートとゴールは、南郷8丁目の万生公園。



こんな地域密着型の大会なんですが、参加者が思いの外多くてびっくり！
正確には数えてませんが、500人以上はいたはずです。
そして、トップ選手はかなり速い！
男子の優勝選手は、恐らく有名ランブロガーの方だと思います。

さてレースはといいますと、、、
翌週には札幌マラソンも控えており、10kmをリラックスして走りたいな～と思っていましたが、スタートしてしまうと変わってしまうんですね。
周りに流され、自分にとってはかなりのハイペース。
中間点の5km通過地点で時計を見て、23分台！

「やべ！速すぎ！」

その予感は的中、後半はサイクリングロードのアップダウンにやられ、最後はへろへろになりながらのゴールでした。
ですが、50分を切ることができ、自己記録を更新できたことは満足です。

来週はペース配分に気をつけます。
最初の下りでおだたないように。



さ～て「ラン＆ラー」どうしましょう？



ランが地域密着ならば、ラーも地域密着しかないですかね。



南郷8丁目の満天食堂です。
万生公園から北に数分歩いたところ、水源地通沿いにあります。

ラーメン基本3味550円の他、700円の定食が充実しています。
ラーメンは、味噌・醤油・塩の順です。

醤油ラーメンを食べました。（550円）



これぞ中華そば！といった外観です。

半濁した感じのスープ。
ベースは鶏豚と野菜ですかね。スープそのものはあっさりしています。
醤油ダレなんでしょうか、旨味調味料なんでしょうか、独特の旨味を感じます。
そして程よい塩分が、胃袋に染み渡ります。
これはたまりませんね！

麺は、森住製麺のもの。
高加水率の中細麺、よく札幌で見るタイプです。

具は、チャーシュー、ネギ、メンマ、ほうれん草、海苔、なると、お麩。
中華そばといった表現がぴったりの顔ぶれです。
特徴的なのは、メンマに唐辛子がまぶされているのと、お麩がかなり小ぶりなところです。


今まで食べた札幌食堂系とは少し異なる印象ですが、紛れもなく地域密着型の札幌食堂系の１杯かと思います。


地域密着 ラン＆ラー

寿浅＠富良野市

定休日ではありませんが、暖簾は出てません。
あらかじめ電話をして、やっていないというのは確認済みです。
どうしようか迷ったのですが、、、



、、、行ってしまいました。

今月末で閉店する三日月食堂です。
もちろん行っただけで、食べることはできません。

今まで美味しいラーメンをありがとうございました。



この日、富良野ではラーメン難民・スイーツ難民が大勢いたでしょうね。





さて、気を取り直して寿浅です。
今年で開店20周年を迎える、富良野の老舗です。
長年の懸案店でしたが、ようやく食べることができました。



元々焼肉店だけあって、店内は焼肉店のつくりです。
今はラーメン専門店になっています。

先頭は白みそらーめん、次いで黒みそらーめん、その次に当店一番人気というみそらーめん。
みそらーめんを食べました。（750円）



さらりとしたスープに、濃厚な味噌ダレの組み合わせです。
旭川「味楽屋」の味噌を使っているそうです。
甘みは少なく、辛みの強い味噌ですが、コクのある味噌だれです。
もっと濃いのかと想像していましたが、程よい濃さですね。
食べ進めるにつれ、辛さがじわりじわりときます。

麺は、地元富良野の佐々木製麺所のものだそうです。
縮れのある中細麺。
札幌と旭川の中間系の麺です。

具は、しゃきしゃきモヤシが大量。
そこに少量の玉ねぎ、ニラ、ひき肉、コーンが加わります。
特筆すべきはコーン。
所謂観光地ぶっているコーンではなく、こだわりのあるコーンで甘みが強くて美味しいです。

上の写真を見ると、レンゲのようなものが２本ありますね。
１本は普通のレンゲなのですが、もう１本が画期的な代物なんです。

「穴あきレンゲ」



底に沈んだ、野菜・ひき肉・コーンを食べるのにものすごく便利です。
今まで見たことがありそうで、初めて見ました！


老舗富良野濃厚焼肉店系味噌拉麺


この秋に、富良野中心部に移転するそうです。
協会病院跡地の近くの幸町だとか。
今より小さな店舗で、焼き肉とラーメンの店として、新規オープンだそうです。


（クリックで拡大します）

蔦亭＠旭川市北門町 ４

今月末で、富良野の名店 三日月食堂が閉店しますが、
旭川の名店 蔦亭も今月末で閉店となります。
ということで、旭川に行ってきました。



蔦亭です。
場所は北門町。
教育大とアイヌ記念館のある十字路の角にあります。

個人的に、旭川正油ラーメンの中で３本の指に入る程のお気に入り店です。
ですが、「旭川正油のオススメは？」と聞かれて「蔦亭」と答えることはほとんどありません。
人に知られるのが惜しい訳ではなく、一口目からガツンとくるインパクトのある１杯ではないからです。
食べ始めより食べ終わり、１回目より２回目、２回目より３回目にぐぐっとくる、しみじみ美味しい１杯なのです。

2007年8月以来、約2年ぶりの訪問。
しょうゆに限って言えば、2006年1月以来約3年半ぶりになります。
旭川にいる時は結構な頻度で食べてましたが、札幌に来てなかなか食べられなくなりました。

最後ですのでやはりこれしかありません。
しょうゆラーメン。（700円）



白濁した豚骨スープ。
そこに野菜・魚介などが加わり、まろやかに仕上がっています。
典型的な旭川と言えると思いますが、他には見当たらない唯一無二の味とも言えます。

「あー久しぶり！この味！」

今日は豚骨が比較的ライトで、魚介がやや強めな印象でした。
旨味は十分、塩分はかなり控えめ。
いつの間にか完飲してしまう、絶品スープでした。

麺は低加水率の細縮れ麺。
典型的な旭川麺はやや緩め。
以前と変わってなければ、加藤ラーメンです。



具は、チャーシュー、ネギ、メンマ、海苔とシンプル。
特に大きめのメンマが、適度な歯ごたえと甘さがあり、絶品です。


14年以上に渡りお疲れ様でした。
美味しいラーメンをありがとうございました。


懐古的伝統旭川醤油拉麺


9月下旬（9/27予定）が最終予定だそうです。
場所：旭川市北門町11丁目
時間：11:30～14:30

王華＠千歳市 新千歳空港

新千歳空港です。

3階の「ラーメン道場」では、道内の様々なラーメンを食べることが出来ます。
最近は専ら「特一番」でしたが、今回はちょっと気分を変えてみました。
ラーメン道場入り口近くにある「王華」です。
目立つところに位置していながら、今回初訪です。



空港のHPを見ると「ラーメン道場」と「王華」は別の括りになっています。
あたかもラーメン道場内にありそうで、実は隣接した独立した店だったりするのかもしれません。

そして「苫小牧ラーメン」と掲げていますが、実は苫小牧に「王華」はありません。
何と同名の店が、仙台空港にあったりします。
これは驚きです！
実際のところ、苫小牧に縁のある？航空関連の？企業系なんですね。


ということで、いろんな意味でオイシイ店なのです。


オススメで限定という、鴨ラーメン（塩味）を食べました。（900円）
滝川産の合鴨を使用しているそうです。
なるほど、千歳で滝川と苫小牧のコラボですか。



鶏ガラベースのあっさりスープ。
ラーメンらしくないと言われそうですが、旨味があり美味しいスープです。
胡椒のようなピリ辛感があります。

麺は道産小麦を使用した自家製麺。
加水率中程度の中細麺で、つるっとした食感が特徴的です。

具は、鴨肉、チンゲンサイ、白菜、ネギ。
たっぷり野菜がうれしいです。
麺がなくても、スープと具だけで一つの美味しい料理として成立していまいそうです。


確かにラーメン道場の他の店と比べると、ゆったりした店内です。
家族連れの方やゆっくりビールを飲みながら１杯という時にはいいかもしれません。


鴨肉野菜スープ系ラーメン


さ～て今回は。。。

山頭火 南3条店＠札幌市中央区

マンボウさんが旭川の三日月で食べられた記事を見て、どうしても食べたくなって行ってきました。
さすがに旭川の三日月は無理ですので、代わりに札幌の山頭火です。
オニヒゲから南下する途中にあります。（笑）



札幌に来て3年目になりましたが、ここは未訪でした。
よく知ってる味ですし、行く理由が見当たらなかったんですよね。
今回は食べに行くきっかけを頂き、感謝しております。

山頭火といえば、しおらーめんです。（750円）
旭川では「恐るべし山頭火価格！」とか言ってましたが、すすきのでは普通に思えてしまいます。



おお～～～！
クリーミーな豚骨スープ。
これこれ！って思わせる味です。

麺は、加藤製麺の低加水率麺。
旭川の中でも細めで、縮れが強いです。
これこれ！って感じです。

具は、トロトロチャーシュー、細切りメンマ、なると、キクラゲ、梅干し。
初めて山頭火のチャーシューを食べた時には感激したものです。
どれもこれも、これこれ！と思ってしまう顔ぶれです。


全国いつでもどこでも山頭火
これこれ！


注）場所柄飲んだ後の訪問ですので、かなりの追い風参考記事となっております。

葵＠札幌市豊平区

もう１軒の漢字一文字系は、葵です。
昨年12月開店です。
元は秋田ホルモン鍋店「佐藤本家」のようで、今もホルモン鍋や焼き肉・ジンギスカンを食べることができます。

場所は中の島2-11。
中の島通沿い、ちょうど坂道を下りたところにあります。
北海道マラソンと札幌マラソンの両方のコース沿いという、恵まれた抜群の立地です。（笑）



壁一面に、焼肉系のメニューが貼ってあります。
店構えはラーメン店ですが、店内は焼き肉中心といった雰囲気です。
ラーメンは基本三味の他、冷やしなどがあります。

先頭は味噌ラーメンでしたので、味噌ラーメンを食べました。（650円）
塩と正油は600円ですので、開店時と比べ値下がりしたようです。

注文後、壁に貼ってある新聞記事を見ると、塩が一押しのようなことが書いてありました。
三年がかりで完成させた鶏ベースのスープとのことです。



ベースのスープはあっさりめ、味噌ダレは濃いめ。
適度な甘みがあり、私の好みに近く、広く受け入れられそうな味です。

麺は、普通の札幌麺です。
中太高加水率です。

具は、刻み玉ねぎが特徴的。八王子系ではありません。
辛みは少なく、とても食べやすい玉ねぎです。
チャーシューは、焼肉店ということで激烈に美味しいものを想像してましたが、普通でした。
他、シャキシャキモヤシとネギ、メンマ、なると、多めのひき肉がうれしいです。


焼肉店で出てきたらうれしい系オーソドックス札幌味噌ラーメン

信＠札幌市豊平区

今年4月開店の新店、信です。
昨年末～今年にかけて、豊平区内には、何故か漢字一文字系の新店が多かった気がします。
平岸の漢字一文字といえば「萬」。
さらに平岸の「催」は、最初はラーメン店でしたが、今や焼肉店になってしまい、ラーメンを食べることはできません。
結局未食のまま。。。

そして今回初訪したのが「信」です。
場所は中の島2-7。
中の島通から1本入ったところですが、見えやすくわかりやすい場所にあります。



店内はバーのようなつくり。
そして噂通り、厨房で炎が上がり、店内は煙で充満しています。
ホントにファイヤーです！

みそラーメンを食べました。（680円）



豚骨ベースの、意外とサラリとした飲み口のスープ。
味噌ダレは結構濃くて、ピリ辛感というかスパイシーさがあります。
そして見た目通りの、焦げ感もあります。

麺はさがみ屋製麺のもの。
札幌にしては、細めで加水率も低めです。
そして縮れが強いのが特徴的です。

具の野菜は、ファイヤーされて熱々かと思ったら、そうでもなくて食べやすいです。
少量のモヤシ、玉ねぎ、ニンジンです。
他、やわらかチャーシュー、デフォで味玉が入っているのは嬉しいです。


中の島ファイヤー系味噌ラーメン


さ～てもう１軒は。。。

くり木＠長沼町

長沼町のくり木です。
長沼町役場の目の前にあります。
近くには、赤字丼で有名な「いわき」もあります。



「喰い処」と書いてありますが、ほぼラーメン専門店と言えるメニュー構成です。
基本三味の他、ラーメンサラダがメニューにあります。
ラーメン店にラーメンサラダって、意外と珍しいですね。

メニューの先頭は、黒みそラーメンでしたが、
醤油ラーメンを食べました。（650円）



ほんのり濁りのある、あっさりスープ。
根昆布の粉末を使用し、醤油の旨味と甘みを引き出しているそうです。
独特の不思議な旨味があるのは、根昆布のためでしょうか。
表面には、少量の焦がしネギが浮いています。

麺は、典型的な札幌麺。
所謂ゴム麺なのですが、どこの麺なのでしょう。

具では、炙られてやわらかくて美味しいチャーシューが絶品です。
他、ワカメ、ネギ、味玉。
メンマはなくて、何だっけこのキノコ？思い出せません。


役場前地域密着系ラーメン

あけぼの食堂＠由仁町

前回のヤリキレナイ気持ちのリベンジを果たしにやって来ました。
由仁町です。
今回は電話確認までして、準備万全です。
（やはり地方遠征の時はこうでなければなりません！）



あけぼの食堂 です。
今度は暖簾がかかっています。
あぁよかった！
由仁駅前から一本通りを入ったところにあります。

町の普通のそば屋さんといった雰囲気なんです。
が、ラーメンも有名なんです。
実際、店内の人の半分ぐらいがラーメンを食べています。
ホントに人気なんですね！
三味ありましたが、みそラーメンを食べました。（700円）



ぱっと見は、あっさり系に見えますが、意外と油が多く湯気が上りません。
一面のごまが特徴的。
実際にスープを飲んでみると、やはりあっさり系。
あっさりした中に、味噌ダレの旨味を感じることができるスープです。
こりゃうまい！

麺は、加水率やや高めの中細麺。
どちらかと言えば、札幌寄りの麺です。

具は、モヤシ・玉ねぎ・白菜などの野菜と少量のひき肉。
チャーシューは入っていません。


老舗蕎麦店本格拉麺


食べ終えて店を出ますと、向かいにはこんなお店が！
似てますね～。



気になりますね～。
と思ったら、先日マクポンさんが速報にアップしてました。
こちらも相当な老舗店なのですね。
また宿題が一つ増えました。