本丸＠北見市 ２

2012年最後の1杯は、意外にもこちらのお店になりました。

本丸です。
「ほんまる」と読みます。



2006年以来、実に6年ぶりの訪問になります。
2002年のオープンから、早10年。
すっかり北見の人たちに受け入れられ、北見屈指の人気店になっています。

場所は、北見市光西町。
国道39号線から、ヨーカドーを目印に南側に行くとあります。

ラーメンは、しょうゆ・みそ・しおの順で、各700円。
ラーメンの種類は、これら基本三味のチャーシューと大盛りのみ。
サイドメニューには、定番のチャーマヨ。
シンプルなメニュー構成で、開店以来揺らぐことがありません。

しょうゆラーメンを食べました。（700円）



思っていたより、黒々とした外観に驚きます。
豚鶏ベースに、魚介系も加わるスープです。
見た目通り、醤油ダレも前に出てはいますが、突出しすぎることなく、スープとのバランスがよいです。
ほんのり酸味を感じる、特徴的な旨味のあるスープは、変わらず美味いです。

麺は、加水率低めの太めの麺です。
札幌系とも旭川系とも異なります。
つるりとした食感が特徴的な、なかなか美味いです。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。
チャーシューは大きめのものが1枚、適度な脂を含み、もっちりやわらか美味しいです。


小樽発北見定着名店


久々でしたが、やっぱり好みの味だなと実感しました。
新鋭有力店が続々出てきている北見ですが、ここでは安定した1杯を食べることができます。
今年は本日まで。新年は4日から始まります。


今年の更新はこれで最後になります。
皆さん、今年も当ブログにお越しいただき、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願い致します。

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蝦夷＠東川町 ２

2012年、旭川（近郊含む）での、最後の1杯がこちらになりました。

蝦夷です。
「えぞ」と読みます。

2006年の冬以来、実に6年ぶりの訪問になります。



場所は、東川町東町1丁目。
東川の中心部、道道1160号沿い（旭川の1条通）から、ほんの少し入ったところにあります。
道の駅「道草館」やコスモのガソリンスタンドが目印です。

店内は、カウンター数席、大きな円型テーブル1つ、小さなテーブル2つ、小上がり2テーブルと、
あらゆるニーズに応えてくれます。

メニューはたくさんあるんだと思いますが、ほぼ見たことがなく、いつも決まって「蝦夷ラーメン」です。
文字通りの看板メニューで、味噌味と醤油味とがあります。

その中でも人気なのが、蝦夷ラーメン（味噌）です。（780円）



あっさりさらりとしたスープに、濃厚な味噌ダレ。
そこに、炒め白菜、玉ねぎ、キクラゲ、バラ肉が加わります。
野菜と味噌とが渾然一体となり、絶妙な美味さが生まれます。
まさに鉄板の美味さです。

味噌に隠れた感もありますが、醤油も実は美味いんです。
蝦夷ラーメン（醤油）。（780円）



透明感のあるあっさりスープ。
豚骨ベースかと思います。
あっさりながら、野菜の旨味も加わり、堪らない美味さに仕上がります。

麺は、旭川製麺のもの。
過去の記事を見ると、暖簾のデザインはほぼ一緒なのですが、
その当時は「羽衣製麺」と書いてありまして、この6年の間に変わったようです。
低加水率の中細縮れ麺で、典型的な旭川麺です。
以前のものより、なじみ深い麺になりました。

具は、蝦夷ラーメンですから、前述の通り。
炒め白菜、玉ねぎ、キクラゲ、バラ肉。
ここからスープに溶け込む旨味も相当なものだと思うんですよね。
基本的に「醤油ラーメンには野菜は入れない派」ですが、ここのは美味いと思います。


旨旨蝦夷醤油味噌拉麺


蝦夷味噌が鉄板のこちらのお店。
実際この蝦夷醤油も負けずに美味いと思います。
東川の名店ですね。

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蜂屋 五条創業店＠旭川市中心部 ２

では、本家はどんなもんかと、ラー友Tと約1年ぶりに行ってきました。
蜂屋の5条創業店です。
「はちや　ごじょうそうぎょうてん」です。

入り口は、2つあります。



5条本通り側と、



ふらりーと側。

暖簾を潜りますと、店内はテーブル席オンリーです。
数えたことはないですが、夥しい数のテーブルが並んでいます。

こちらはTが食べたもの。
しょうゆラーメン　デフォ。（700円）



これでも、結構なラードがありますよね。
下のスープの色がわからない程です。
この独特の風味・クセが、多くの人を虜にし、かつ多くの人を遠ざけてもいます。

で、私はいつも「脂多め」を注文するのですが、
この日は何故か身体が脂を欲してまして、
「脂かなり多め」と口走ってしまいました。

しおラーメン　脂かなり多め。（700円）



来て見て仰天！
もはや色が違います。
真っ黒です。
焦げ感が結構強いですが、その分風味も強烈です。
かなりインパクトのある1杯でした。



そして食べ終わった後も仰天！
真っ黒です。
スープの色がわかりません。
普通に食べているだけでは、脂の層を切り崩せないということです。
恐るべしです。


本家蜂屋焦脂強烈衝撃系


ちょっと今回はやりすぎました。
個人的には「脂多め」ぐらいが、一番好みですね。

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とうがらし＠旭川市永山

とうがらしです。



場所は、永山2条20丁目。
国道39号線から少し入ったところ、永山駅の近くにあります。

2010年にできた新しい店です。
昼のみの営業、不定休となかなかハードルが高かったのですが、
ようやく、今回初訪問になります。

扉を開けると階段がありまして、2階に上ると入り口があります。
店内は喫茶店のような雰囲気で、テーブル席が中心です。

メニューはこんな感じ。



先頭はキムモン880円、「ホルモンいっぱい味噌」と書いてあります。
次いで、特濃しょうゆ。
その後に、しょうゆ、みそ、とうがらし（旨辛みそ.中辛）と続きますが、塩はありません。

店名のとうがらしにしようか？
コストパフォーマンスよい普通のラーメンにしようか？
悩んだ末、結局どちらでもない、特濃しょうゆにしました。
普通のしょうゆとスープは一緒で、タレが濃いとのことです。

特濃しょうゆラーメン。（700円）



表面にはたっぷりのラードが覆っています。
焦がした感のある独特の風味があります。
クセのある味わいで、苦手な人は苦手だろうなと思わせます。
その下のスープは白濁したまろやかな豚骨スープ。
さらりとした中に旨味のある美味いスープです。
恐らく無関係かとは思いますが、まさに「蜂屋」を思わせる構成です。

麺は、旭川製麺のもの。
加水率低めの中細縮れ麺です。
所謂旭川麺の範疇ですが、つるっとした食感があります。
美味いです。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、胡麻。
チャーシューは厚めのものが一枚。
所謂とろとろ系ではないですが、適度なやわらかさと歯ごたえとがある美味いチャーシューです。


蜂屋インスパイア系


本家「蜂屋」と比べると、そこまでの強烈なインパクトはありませんが、どことなくそう思わせる一杯です。
実際このラードがなくても美味いスープだと思いますし、機会があればラードなしとか、
店名のとうがらしとか、食べてみたいです。
が、個人的には立地・営業時間ともに、ものすごくハードルが高いのです。

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飯屋＠旭川市永山

飯屋です。
「めしや」と読みます。



場所は、永山2条2丁目。
国道39号線沿い、ガソリンスタンドコスモの隣にあります。
以前は「万来軒」があった場所で、今は店名を「うまみや蛍」に変え、神楽岡に移転しています。

暖簾を潜りますと、カウンターとテーブル席からなる、こぢんまりとした店内です。

メニューを見ますと、正油、しお、みそと三味あって、
正油と塩が650円、みそが750円です。

正油らーめん　を食べました。（650円）




茶色い透明系のスープです。
豚鶏の動物系に、煮干しも入っているそうです。
無化調スープとのことで、あっさりながらまずまずの旨味を感じます。
黒々とした醤油ダレも、あっさりすっきりしています。
ヒゲタしょうゆの高級割烹しょうゆ本膳を使用しています。と書かれています。
全体としては、全く旭川らしさを感じさせません。

麺は、どこのでしょう。
加水率低めの、細縮れ麺です。
旭川らしそうで旭川らしくない感じの細麺です。
ぱつっとした食感が特徴的で、道産小麦100%だそうです。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
チャーシューは、小ぶりのぼそぼそ系、やわらかタイプが2枚。
ネギは、白髪ネギを細かくしたような、白い部分が一面に散りばめられています。


非旭川あっさり無化調系


もうひとコク、ひと旨味あったら、私の好みの味に近づきそうな、そんな1杯です。

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創介＠北見市 ２

創介です。
「そうすけ」と読みます。



北見の人気有力店で、2011年の夏以来、約1年半ぶり2回目の訪問になります。

場所は、北進町4丁目。
山下通沿い、リサイクルショップの隣にあります。
2階には、こちらも有力店であるスープカレー店、ドロッピンがあります。

メニューは、こんな感じ。



今回はこれを食べよう！と心に決めてました。

NIBO二郎 魚背脂ニンニク醤油。（850円）
無料トッピングは、野菜増し、背脂増し。



名前と外観からも想像がつく通り、所謂二郎インスパイア系のラーメンです。

真横から見ると、、、



天地返しをすると、、、



こんな感じです。

まず、スープが美味いです。
あっさり豚骨に煮干しの風味ふわりと効いています。
ジャンキーさは全くありません。
背脂が、よりスープをまろやかにしてくれます。

麺は、さがみ屋製麺のもの。
加水率低めの、ストレート太麺です。
わしわし感はなく、つるっといただける美味い麺です。

具は、多量のもやしとキャベツ。
肉はばら肉です。
これだけ野菜が増えるのでしたら、味濃いめ「カラメ」にしてよかったかもしれません。


二郎風創介美味拉麺


麺もスープも美味いので、二郎系であろうがなかろうが、
ここでは間違いなく美味いラーメンを食べることができると思います。

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ふくちゃん＠留萌市

留萌です。

潮静食堂にふられ、



ときよし食堂にもふられ、



今や留萌最大の懸案店となっている「オパ」は、この時点で手元に情報がなく、

さてどうしようかと向かった先がこちらです。

ふくちゃんです。



場所は、留萌市花園町1丁目。
留萌市中心部、国道231号線沿いと、わかりやすい立地です。

暖簾を潜りますと、カウンター数席と4人がけテーブル2つと、こぢんまりとした店内です。

ラーメンは、正油・塩・みその順。
正油と塩が650円、みそが700円。
他、チャーシュー、野菜、もやし、玉子ラーメンなど、ラーメンの種類は豊富です。
ですが、ラーメン以外は、ライス・おにぎりのみであり、完全なるラーメン専門店と言えます。

正油ラーメンを食べました。（650円）



半濁系のスープです。
豚骨ベースなんでしょうか。
細かな粒子がたくさん浮き、まずまずの旨味を感じつつ、ソースのような独特の酸味もあります。
旭川寄りの一杯ですが、微妙に違う気もします。

麺は、加水率低めの中細縮れ麺。
旭川風で加水率が少し高めな感じ。
留萌にはこういうタイプの麺が多い気がします。
暖簾には「三嶋」と書いてありました。
地元の製麺所「三嶋屋食品」のことでしょうか。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
チャーシューはしょぼめのものが1枚。
シンプルです。


留萌拉麺専門店


最近、チェーン店なども多く進出している留萌ですが、
こういう店が長く留萌のラーメンを支えてきたのかなという気がします。

○留萌の懸案店「潮静」「ときよし」「オパ」

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たぬきや食堂＠士別市

たぬきや食堂です。
「たぬきやしょくどう」と読みます。



場所は、士別市西2条8丁目。
士別駅の真ん前にあります。

看板に「手打そば」と書いてるように、そばが中心の食堂です。
メニューを見ましても、そばがメインで、実に多くの種類があります。
地味に、うどんも少しあります。
もちろんラーメンもありまして、醤油と塩が各580円。
味噌はないようです。
丼ものも4種類あって、玉子丼はジャスト580円。
定食も充実し8種類。
そして、カレーライスがメニュー最安の530円。
ラーメン、玉子丼、もりそば、かけそば（580円）より安い設定になっています。

醤油ラーメン　を食べました。（580円）



透明感のあるきれいなスープです。
豚鶏ベースだと思います。
表面の脂は意外と多め。
あっさりながらコクがあり、ほんのり甘みもあり、美味いと思います。
旭川食堂系の王道を行く味です。

麺は、低加水率の中細縮れ麺。
典型的な旭川麺ですが、どこので麺でしょうね。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
シンプルですね。
チャーシューは、適度な歯ごたえ、適度な味付け、適度な脂身とあり、美味いです。
メンマは、コリコリした食感が美味いですが、酸味のある特徴的な味付けです。


士別駅前蕎麦店本格王道旭川食堂系


予想外の食堂系ラーメンに満足しました。
ですが、ラーメンに満足しているのは自分だけで、
周りの人たちはみなさん、そばを食べていました。（笑）

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正直や＠旭川市豊岡

正直やです。
「しょうじきや」と読みます。
豊岡にある居酒屋ですが、ライナーの情報で、担々麺を食べることができるとのことで、行ってきました。



場所は、豊岡5条2丁目。
なかなか説明しにくい場所ですが、
4条通りを、旭川信金を目印に、動物園通り側(ラーメン店で言うと蔵がある方）に少し曲がるとあります。
居酒屋が密集している一角にあります。

ラーメンは、担々麺の他に、「正直やのネギ塩ラーメン」というのがあって、★印がついています。
絶品！！坦々麺　を食べました。(700円）




本格的な外観です。
酸味がまずきます。
そして、胡麻の風味がまずまずきます。
辛さはそんなに強くありません。
旨味もあり、なかなか食べやすく、美味いスープかと思います。

麺は、高加水率の中細麺。
札幌寄りの麺で、旭川であまり見かけない麺です。

具は、ひき肉、水菜、そして一面のネギです。
シンプルながら、全体を引き立てている感じがします。


中華居酒屋本格担々麺


確かに居酒屋の一つのメニューとしてはハイレベルな担々麺でした。
麻婆豆腐やエビチリなど、中華系料理が人気のようで、これもまた美味そうでした。
ネギ塩ラーメンも気になりますし、今度は一度飲みに来たいと思います。

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味工房＠旭川市秋月

味工房です。
「あじこうぼう」と読みます。



場所は、秋月2条2丁目。
中央橋通り沿いにあります。

2008年にできた新しめの店ですが、なかなかチャンスがなく、今回初訪問になります。
暖簾を見ると、みそラーメンが看板メニューなのでしょうか。

店内は、カウンター数席と後ろに小上がりもあります。

メニューを見ますと、ラーメンは、正油、塩、みその順。
正油と塩が600円、みそが650円です。
丼ものやカレーなどとのセットものが充実している印象です。
営業時間は23時までと、夜遅くまでやっています。
そのためかお酒もあり、おつまみメニューも充実しています。

みそらーめん を食べました。（650円）



ベースは甘みのある濃いめの味噌ダレ。
そこに、ピリ辛の唐辛子が加わります。
まさに旭川味噌ラーメンの王道を行く味です。
唐辛子が思いの外辛いですが、美味いと思います。

麺は、須藤製麺工場のもの。
低加水率の中細麺です。
もさっとした食感で、これぞといった旭川麺です。

具は、炒めもやしと玉ねぎ、メンマ、ネギ。
もやしの量は結構多く、シャキシャキしていて美味いです。
その中にひき肉は入っていますが、チャーシューは入っていません。


旭川王道味噌系


予想以上の本格味噌ラーメンに満足しました。

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