グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ANAの国際線躍進に思う

2016年04月27日 | 日記
2015年度の国際線利用者数でANAが初めてJALを上回ったという。
約30年前ANAが悲願の国際線進出を果たした時にはまさかこんな日が来るなど夢にも思わなかった。
どうもJALはナショナル・フラッグ・キャリアの座に安住していたのではないか。
何といってもそれまでは我が国の航空会社として国際線は独占状態だったのだから。
(逆に政治力によってロードファクターの低い路線を押し付けられた要素もあったようだが)
その後JALは経営破たんに追い込まれ路線の縮小を余儀なくされた。
JAL関係者にとってはこのたびの逆転現象は受け入れ難い屈辱ものかもしれないがこれがビジネスだ。
かっては天王洲にJALのロゴを冠した本社ビルがあったが今そのロゴは「CANON」に代わっている。
これには諸行無常を感じざるを得ない。
さて今度はJALが攻勢に転じる番だ。
ANAや海外勢とのフェアな競争を通してJALの巻き返しを期待したい。


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