グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「細川家の至宝」を観る

2010年06月07日 | 日記
先日開催期限に急かされつつ上野の国立博物館まで「細川家の至宝」展を観に行った。
戦国大名一族が保有する武具刀剣類、陶芸品や先々代当主の美術コレクションなど280点が展示され大変見応えがあったが特に興味を引いたものに古文書がある。
中には信長、秀吉、光秀からの書状もあり電話やインターネットなどの遠隔地間コミュニケーション手段がない時代にさぞかし大きな役割を果たしたのではないかとの感慨に耽ってしまった。
ところでかの文書は全て彼らの直筆なのだろうか。
花押が真正性を保証するものとされているが現代社会における印鑑証明書のようなものがあるとも思えないのにキチンと機能したのだろうか。
権謀術数が渦巻く戦国時代において文書の偽造や情報の漏洩はなかったのだろうか。
思いは次から次へと巡るがこれも情報産業に従事したものの性かもしれない。(笑)
それにしても来場者数は私の想像を大きく超えていた。
恐るべし、歴史ブーム。



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