グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

政府の「GoToイート錬金術」容認姿勢に思う

2020年11月06日 | 政治
GoToイート事業の特典であるポイントを無限にループさせることによって食事を続けられる所謂「トリキ錬金術」なるものが気になっていた。
ところがコロナ担当相がこの種の利用を容認すると聞いていささか驚いた。
たしか農水省担当者だったと思うが彼が「飲食事業者側が当然何らかの手を打つものと理解していた」と述懐していたことを思い出した。
少なくともこちらの方がノーマルな感覚だろう。
対象となっているポイントは全額血税で賄われるのだろうから最低限の公平性を保持することが重要だ。
いくら違法とは言えないとはいえ政府関係者がこんな偏った使い方を容認するのはいかがなものだろう。
こんなことを容認していたら一億総モラルハザードを助長するだけである。
万一予算を費消してしまったらその時点であっさりキャンペーン終了ということにしてしまうのか・・・。
行政は(参加事業者への指導を通して)コロナ対応経済対策の効果が遍く広く行き渡ることにもっと腐心すべきだろう。


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