グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

どうにも締まらない首相の記者会見に思う

2021年05月29日 | 政治

昨夕も首相が緊急事態宣言延長に絡んで記者会見を行っていたがどうにもピシッと締まった感じがしない。

このところズーっとこんな調子で無力感だけが漂っている感じなのだ。

言葉だけは「コロナに打ち勝つ」「私が先頭に立って」「内閣が総力を挙げて」など勇ましいフレーズが並ぶのだがどこか国民の心に響かない。

「国民の声に耳を傾けて」という言葉もあったがあのフレーズを額面通り受け止めた国民は少ないようのではないか。

今回の記者会見の焦点の一つは東京五輪の開催可否問題だが前回の記者会見でも外国メディアから「東京五輪を開催するにあたってのメリットとデメリットは?」という質問があったことを記憶している。

その時の首相の回答は質問内容から外れた、しかも極めて抽象的なものだった。

今回の会見でこの辺りをあらためて具体的に説明すれば感じは随分変わっていたように思うがそれもなかった。

1日100万回という接種目標も意欲だけが空回りした感じで「なるほど、これならいけそうだ」という雰囲気を醸成するものではなかった。

官邸は一体いつまでこんな空虚な会見を繰り返すつもりなのか。

首相にスピーチライターは居ないのだろうか?

メディアから官邸入りした補佐官とやらは今いずこ?



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