グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

中国の「一人っ子政策」見直しに思う

2013年11月16日 | 日記
中国が1979年に導入した「一人っ子政策」を転換するとのことだ。
夫婦2人かかって一人の子は長期的に言えば人口は半減することになるがこれは国勢維持を考えた場合どう見ても無理がある。
筆者はいずれ政策見直しの時期が来ると踏んでいたが今回の政策転換は「ようやく来たか」という感じである。
既に地域によっては働き手不足が顕在化しているというが恐らくそのような地域は今後急拡大していくのではないか。
一人っ子政策の見直しは遅きに失したと思うのだが果たして・・・?
そんなことより深刻なのは我が国の少子化対策だ。
あれほど鳴物入りで手を打ってきたはずだが依然成果は乏しい。
まだ出生率は1.2人台だろう。
もしかしたらあっという間に出生率で中国に先を越されるかもしれない。
為政者は出生率2.0前後を目標にもっと真剣に取り組むべきだ。
「その間政権交代があったから」など何の言い訳にもならない。
少子化担当相も明らかに代わり過ぎだ。
今のままでは成果を出す時間もない。

新語・流行語大賞30年に思う(その2)

2013年11月16日 | 日記
昨日に引き続き新語・流行語大賞絡みの話題になるがトップ10の中でもう一つ気になっったのが2006年に登場した「格差社会」である。
今回選ばれた中で唯一ネガティブで気が重い言葉である。
格差社会を生んだ背景の一つに「非正規雇用」があるが対象者が依然増加しているわけだからその解消は進んでいないと言っていいだろう。
「そういえば昔そんな言葉があったなぁ」という日が早く来たらいいのだが一体何時になることか?
ここからは全く個人的な意見だがその昔クレージーキャッツが歌っていた「スーダラ節」の中の「♪分かっちゃいるけど止められない」というフレーズが心に残っている。
願望はあるがなかなか自分に勝てない人間の弱さを笑い飛ばす陽気さが何とも懐かしい。
さて時代は今後どんな新語・流行語を生みだすのだろう。