グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大手小売業のリアル・ネット融合戦略に思う

2013年11月04日 | 日記
セブン&アイ・グループがグループ各社が扱う300万点全てのネット販売を可能にするとのことだ。
いよいよ本格的な流通のリアル・ネット融合時代が到来する。
最近ではアパレル通販のゾゾタウンが発表した「WEAR」も注目すべき取り組みなのだがこちらの方はリアル店舗側との利益相反が考えられるため若干不安が残る。
その点、セブン&アイ・グループの今回のプロジェクトは全て同一グループ内で完結するため調整は容易だ。
それにスーパー、コンビニ、デパート、専門店それぞれ得意とする商品群は異なるのでこれらを一元化してアクセスできることは消費者にとって大きなメリットだ。
ポイント制度など相乗効果も大きいと思う。
当然ライバル企業であるイオン・グループも座視している訳はなかろう。