グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

食材虚偽表示の公表続発に思う

2013年11月01日 | 日記
阪急阪神ホテルズの食材虚偽表示公表に続き同業者から同様の公表が相次いでいる。
案の定、予想した通りだ。
ただ阪急阪神ホテルズの記者会見での失態を学んだせいか、懺悔を淡々とこなし社長辞任まで至ったホテルなどはまだない。
阪急阪神ホテルだって当初から「偽装」をある程度認めていれば決してこんな大事にはならなかっただろうと思う。
一連の公表ラッシュを見て一昔前の漫才ネタである「赤信号、みんなで渡れば怖くない」を思い出してしまった(笑)。
「これぐらい大したことはない」という感覚とともに「どうせ他でもやっているだろう」という感覚もあったはずだ。
恐らく今も首をすくめている経営者も多いだろう。
虚偽表示は決して許されるものではないが今回の騒動を機にキチンと体制見直しが徹底されれば業界として大きな前進だ。
調理人組合だったか?がこのたび食材の呼称や表示について通達を出した。
もうこれからは「誤表示」などという言い訳は通用しないことを関係者は肝に銘じるべきだ。