toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

675-20240713さすがに年取ったなと思うとき

2024年07月13日 | もろもろ

           国道で日本一高い地点から眺める白根山と芳ケ平方面を眺める

 

閑にあかしてネットを探れば、世界中の絶景を目にすることができる。その多くは確かにすごい景色だが、

砂漠ないしはその周辺や岩山。そうしたところと違ってなんと緑豊かな国土に住んでいるなと感謝したく

なる。

 

はるか昔からこの時期は梅雨末期の豪雨災害に見舞われる国土でもある。今年まで災害に縁のなかったと

安心していると、来年は酷い目にあってしまうかもしれない。今日にニュースで知った松山城東側の土砂

崩れの現場をGoogle map のストリートビューで災害前の情景と較べてみる。こんな急傾斜の崖下ならなに

かあってもおかしくないと思う。

 

毎週月曜日の午後8時から日本テレビ系列で放映される歌番組に引き付けられている。歌うのはフォーレス

タという男女7人ずつの混声合唱団で音楽大学卒業生で固められている。歌声もさることながら、特に女性

メンバーとピアノ伴奏者のおとなの女性が発する歌声や伴奏に魅了されている。誤解を恐れずに言えば、彼

女等の肩から上腕部にかけての部分に大人の女性の色気さえ感じてしまう。カラオケ慣れして必ずしも楽譜

とは一致していない歌い方や過剰な感情移入をして満足している自分が恥ずかしくなる。歌唱学(という専

門学があるかは知らぬが)を基礎から学んだ人たちの歌とはこんなにも素晴らしいものなのだ。

 

ダークダックス、デューエイセスさらにポニージャックス等若いころから耳にすることの多かったグループ

がメンバーが亡くなったり高齢になったりで活動を停止もしくは縮小した今、演歌でさえ楽譜に忠実に歌う

グループであるフォーレスタは貴重な存在だと思っているので週一度のこの時間を楽しみにしている。間違

いなく年をとったなと感じる時間でもある。わが町にも来てくれないかな。一度生で聴いてみたい。

 

今週は明治から大正にかけての文部省唱歌と呼ばれている歌が中心だった。みんな知っている歌だが、改め

てグループが歌うのを聞いてみると、特に歌詞がいいなと思う。侍の時代から3,40年しか経っていない

のに、こんなに素直に西洋音楽を取り入れ、それが100年後に聞いてもその新鮮な輝きを失っていない。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 674-20240706雄川谷最奥の集落 | トップ | 676-20240721これは奇跡ではない »

コメントを投稿

もろもろ」カテゴリの最新記事