toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

677-20240729せめて涼感だけでも、再掲(568-030724酷暑の中で滝の・・)

2024年07月29日 | 山登りというより山歩き

           

古い火山の溶岩流が固まった断崖から一条の滝が落下している。この地形特有の柱状節理が中途半簿に形成さ

れている。落差40mほどか? 滝壺は形成されていない。近づくにつれ落下した水が作るミストを浴びる。

酷暑の中で味わう涼感が素晴らしい。中之条町からみなかみ町に抜ける大道峠の少し東。滝の名は不動滝。近

くまで車が入るが、最後は藪をかき分けて徒歩でのみ到達する深山奥山っぽい所。

滝下に古そうなお堂があった。いわゆる滝下不動尊だろう。ここに泊まりながら滝修行をする僧がいた時代も

あったはず。

 

 

最近お堂の改修があったようで、その板製の奉加帳が掲げられていた。「おお、わが同族よ!」100年後の

参詣者の目に留まり、消えかかった文字の中に、2020年と翌21年は新型コロナがもたらしたパンデミッ

クで世界中が大変だった。特に日本はオリンピック開催を1年延期してまで対応策を展開した。が後手後手に

なり経済にも大打撃を与えた年だったと読み取ってくれるだろうか?

 

異例ずくめの東京オリンピックが開催された。開催された以上、無観客という異例のかたちのオリンピックな

りに無事終了し、人々の記憶に残って欲しいと強く願う。何が飛び出すだろうか?

 

ここまでは2021年7月掲載のブログ記事。

 

そして3年が経過してパリオリンピックが開催された。期待された選手が敗退して涙にくれる。マスコミが取

り上げることがなかった選手がメダルを獲得する。いつの大会でも悲喜こもごもの人間模様が展開する。時差

があり実況中継が夜中になるので、競技の模様は夜が明けてからのニュースで知る。若いころなら起きてでも

見ただろうが、今はそんな気力はない。まだ始まったばかりだが、男子サッカーからは目が離せない。南米や

アフリカの強豪に2連勝するとは、いつからこんなサッカー強国になったのだと驚くばかり。

 

冷房の効いた部屋で過ごす時間が多くなり、結果として暑さに対する耐性がかなり衰えてしまっている。例年

にない暑さだ、温暖化だと騒ぐが昔だって暑かった。逃げこむ場所がなくて日陰を求めて移動した。夏なんて

こんなものなんだろう。

 

 

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