toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

487-020202田舎のフェラーリ

2020年02月01日 | 車・自転車・機械

一番手軽な運動といえばやはり散歩ということになる。私も週に3度は家の周囲を散歩する。比較的JRの駅に近く様々な散歩コースを楽しめる。週に一度は歩くコースを駅周辺コースとしている。新幹線駅と量販店Y電機の本社を含むコース。夕方現役諸君が仕事を終えて家路につく頃。彼らが電車を降りて自宅への道を歩む姿が10年前までの自分と姿とダブる。場所柄東京勤務の皆さんも多いだろう。縁のない立場になっても彼らの姿の中にかっての自分と重ね合わせ、少しばかりのエネルギーを頂いている。Y電機のパソコン売り場で最新の情報を得るのも楽しみ。

 

人気のテレビ番組「ポツンと一軒家」に必ず登場するのが軽トラック。道を尋ねられた方々がレポーターを案内してくれる場合に山道を先導するのはこのトラック。結構なお年寄りが急峻な狭い山道を軽がると登っていく。後を追うレポーターの車は四駆車だろうが、悪路で底をつくこともあり得る小型乗用車。ビクビクしながら追いかける。この対比がいつも面白い。

最新の軽トラ

30年以上前のスバルサンバー軽トラック  2枚の写真はwikipeda から拝借。

 

日本の農山漁村の風景にすっかりと溶け込んでいる。番組で紹介される一軒家はこの車なしでは生活が成り立たないところが多い。こうした地域では高齢者だというだけの理由で運転免許証返納は即生活放棄に繋がってしまう。

軽トラは原則4輪駆動車。何度か運転する機会があったが、小回りがきいて車体が軽い、トラックなので気軽に物を積み込める。恐らくマニュアル変速でしょう。車幅以下の道を除けば道を選ばずに走れる。日本の生んだ名車。田舎のフェラーリとも呼ばれているこの軽トラ。集約的な日本の農業には欠かせない荷物を含んだ移動手段だ。そして高度経済成長を裏で支えた。

サンバートラックはリアエンジン、リア駆動で4輪独立懸架という贅沢な作り。但し四駆ではない。当時の悪路をしなやかに走り抜けた。平坦な農道はお手の物。田舎のフェラーリの呼び方が相応しい名車だった。

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