埼玉県児玉郡神川町の梨園 4.25 会社の駐車場「べにかなめ」の80mの生垣 4.28
地名というのはそれぞれ由来があるはず。 行政の都合で合理的ではあるが味も素っ気もないものと違い、由来を調べて見るのも面白いかもしれません。
私が気付いた県内のユニークな地名のいくつかを紹介しましょう。
図左 鼻毛石 ここに住むうら若いお嬢さんが、運転免許証にこの住所を書かれるのは少しばかり気の毒な気がします。
図右 盗人越え 吉岡町役場で調べれば、名前の由来が解ると思うが、何か山賊に関係でもあるのか?
図左 戦場 これは歴史と関わっており、センバと読む。 戦国時代このあたりで甲斐の武田信玄と上州箕輪城主長野業政との合戦があった。 場所は桜で有名な小幡の町を通過して更に奥に入ったあたり。 周辺には山城の跡(狼煙台かもしれない)がいくつも確認されている。
図右 名無村 行政区分ではこの名の村はない。 藤岡市日野の一番奥まったあたり。 数件の集落があるのみ。
図左 上古語父 カミコゴブ と読むようです。 何かアイヌの言葉のような雰囲気です。 アイヌは文字を持たなかったので、何の意味か解らないが当て字でしょう。
図右 三途川 極めつけは甘楽町の上信電鉄「上州新屋駅」の少し南を東西に流れている小河川。 なんの変哲もない川だが、群馬県公認の一級河川。 サイクリングの途中で看板を見た時の印象が強烈。 川の向こうが彼岸でこちらが現世か? その逆か?