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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

世界は助け合って生きていくべきだ

2013年03月01日 18時15分54秒 | 思考試行

競争することは、いいことだと思う。そして、勝者がすべて獲得して、弱者を滅ぼしてしまうということではない。勝者は、弱者を助ける。共に生存していくことを工夫する。

弱者は、当面はそれに甘んじながらも、捲土重来を目指す。努力する。強者はいつまでも、強者の位置を保つべく、競争を排除するようなことはしない。新しい、方策工夫があれば、それを認めて、みんなの成果にしなければならない。強者は弱者に移行することを拒否する必要はない。

我々の世界は、いずれは、滅びる運命にある。滅びる世界である。太陽系だって、なんと有限なのである。人間の科学的知見は、その事実を明らかにした。膨大な時間が残されるといっても、それは、無限ではない。必ず終わりがくる有限の世界なのである。

そのなかで、我々は生きている。本質を見据えながら、今を過ごしていく。いまの課題が、本当に、目を三角にしなければならないことかどうか、よくよく考えて行動していくべきだろう。大したことではないのである。


案外やれるのかもしれない

2013年03月01日 18時00分32秒 | 思考試行

TPPで日本はどうなるのか。さまざまに言われている。日本の農業は破滅する。国土は荒れて、北海道に、人は住めなくなる。本当だろうか。

米を作るのに、コストはどうなるとか、安い米が入ってくれば、日本の農家がなくなるという。本当だろううか。今の米の価格は、税金の補助があっての値段なのだろうか。

中国産の安い製品は、すべて受け入れられているだろうか。安くても、手を出さず、安全な商品を選ぶ場合もある。人件費の安さにのって、すべてが駆逐されるとも思えない。本当に、競争力がなくなれば、転身するほかない。

アメリカの自動車産業は、もはや、守りきれるだろうか。技術力、価格、これらにまけてしまえば、退場するほかない。日本では、アメリカ車など、あまり見ない。無理やり入れたとしても、故障した際の対処ができなければどうしようもない。燃費が悪く、性能が良くなければ、隠しようがない。

韓国車が、どんどん走っているわけでもない。中国車なんて見たことはない。それなりに、選択されながら、製品が市場に流れている。

食料品についても、選択がある。安全を志向するならば、農薬だらけの米なんて、安くても誰も選択しないだろう。関税をすべてにわたってゼロにするならば、本当の競争が始まる。ある分野で、日本が負けるのなら、それはそれでいいのではないか。

勝てなければ、生きてはいけないとするならば、なんとか頑張るより他はないのではないか。製品を作り、その需要がなければ、その製品は市場から退場するほかない。必要なら、需要がある。世界のみんなと、切磋琢磨しながらやっていけばいいではないか。大きくは、助け合いの精神さえあれば、万事はうまくいく知恵があるはずだ。


構造

2013年03月01日 08時31分56秒 | 思考試行

一人ひとりの人間は、それぞれの人生の中で、知ったこと、体験したこと、他人との触れ合いのなかで、自分の世界観を構築し、生きていく。技術も学術も考え方も、多種多様な中で、一人ではとうていすべてを把握できない質と量があるなかで、それらを、選択しながら、活用しながら生きている。

いろんな専門分野に分かれ、狭い専門分野であろうと、その中味は、また広く深い。専門家といえども、その専門分野のすべてに精通することはできないという。この複雑な構造のなかで、いりくんで人は生きている。相互に、ダブリながら、協力しあいながら、全体として高度な作用、反作用を繰り広げながら、世の中が進んでいく。

個の人間として、どのように生きていくのか。生をうけて、周囲の環境条件のなかで、影響をうけながら、自らの立ち位置を作っていく。宗教的な雰囲気が強ければ、そのような価値観を構成するだろうし、人のいい家庭環境であれば、お互いが協力し合って生きることを自然と学ぶだろう。

集落全体が力を合わせなければ生きてはいけない環境であれば、そのようなしくみのなかで、生きていく価値観が作られていくことだろう。

個の人間としては、自らの環境条件を選択することも可能になった面もある。時至り、条件が揃えば、自らが選んだ生きる道もありうる。

さて、どうやって、生きていくのか。神はいるのか、いないのか、世の中を支配している法則があるのだろうか、それは人為的に操作可能ではないのか、操作可能であるのか。人生は長いようで短く、短いようで長い。人類は、まだまだ発展途上であることは、明らかである。その中で、何をしていこうか。