昨日のBSプライムニュースで、浜さんや、榊原さんが、「分配」のことを言っていた。格差を問題にし、社会全体が成熟してきている中で、成長をいうよりも、質的な改良のことを言っている。
これには、同感する。富裕層から、貧しい人をなくすような振る舞いがあれば、社会全体として、もっとすみやすい世の中になるのは、明らかである。
日本は、いまやそこまで来ているという。成熟しているからこその選択であり、政策を必要とするというのである。それを、無理やり、2%のインフレ目標を言うのは、「アホノミクス」だと浜さんは言う。
市場の傾向に棹さしては、うまくいかないという。彼女の持論は、1ドル50円ぐらいだというから、相当な開きがある。
安部さんは、ラッキーだと榊原さんは言う。円安がすすみ、輸出企業が息をついたのは事実だからという側面があるからである。
それにしても、経済問題は、訳がわからない。そうそうたる経済の専門家が、真っ二つに意見がわかれる。誰が正しいのか、素人しては眺めるほかないが、「分配」にふれたことで、小生としては、浜、榊原さんの側につきたいと思った。