goo blog サービス終了のお知らせ 

空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

「金儲けのみ」に対して

2013年03月22日 09時49分53秒 | 思考試行

世の中が、金儲け専一の人ばかりとなるとすれば、そんな世の中には、なんの魅力があるだろう。何をするにも、金かねで損か得かと血眼になる世界、ブルっとなる。

勝者は、その得た武器でさらにルールをつくり、他者を追い詰め、さらなる支配を強める。一方では、生存さえままならない人々がうまれる。弱者を一顧だにしない残虐な世界。地球規模で、状況を改善しようとする視野がなければ、底が浅く、あさましく、醜いだけの金儲け亡者たちの姿。

金儲けを成した人々がどういう行動をとるのかが重要ではある。儲けのほんの少しだけを寄付するのか、その大部分をそうするのか、それは、次の儲けのための準備にすぎないのかもしれない。

偏在する富を、うまく分配する構造、仕組みがどうしても必要となる。これだけ世界が狭くなり、事情がわかるのだから、何とかそういうものができないだろうか。

多くの悲劇を、過去のものとする、そういう知恵がほしいものである。


アベノミクスはほんものか

2013年03月22日 09時28分45秒 | 思考試行

口だけで、金を剃りまくると言っただけで、株高となり、景気が良くなる。何かおかしいと思う。通貨価値の下落を心配して、真面目にことにあたろうとする人は、非難をあびる。

これから、日銀幹部は、もっと金をすりまくると言っている。これは、通貨安を招き、輸出企業は有利となる。日本はもともと輸出で稼いできた国だから、それは、従来のやり方がそのまま使えるとあって、輸出企業は、息をつけるということなのだろう。

通貨価値が下落し、金だけもっていても仕方がないという気分で、ためこんでいた金が市場にでてくるし、株式で儲けた金は、また、投機資金となって、世界のどこかで、暴れまくるだろう。

投機資金になるか、実需の資金となるか、金に色はついていないから、どちらへもなりうる。経済学が、どうなっているのかは知らないが、経済学の識者といわれる人々の、意見の多様さには素人としては、惑うばかりである。

誰の言うことを信じればいいのか、どういう行動をとるべきか、様子をみながら行くしかないが、あまり調子をこいて浮かれるのは、よくないと、生理的に思う。

豪華な食事をすれば、糖尿となり、健康を害する。贅沢品を購入して、それが何になる。弱者への思いやりは、国内だけにとどまるものではない。当然ながら、地球全体に向かうべきで、全体の調和を考えないのは、とても不十分な政策のように思う。