もちろんどちらも嫌だが、それでも、地球上は今だに矛盾だらけで、すべてがスムースに動いているわけではない。相変わらず、力の強い者は、弱い者をクイモノにし、ますます自己の立場を有利にするべく理不尽に行動する。
あまりにヒドイと、窮鼠猫を噛むとなり、多少の手心を加えることもあるが、それは、本心からではなく、ほとぼりがさめれば、また、自己を有利にしようとする。
中国、韓国、アメリカいずれも、ホントに公正な国だろうか。ロシアもそうだ。公平、公正なルールで、行動しているとは思えない節がある。みんな結構、みっとも悪い。
日本でも、金持ち連中のなすこと、考えることは、貧乏人をコケにしながら、そこからどう奪うかしか考えてはいないとしか思えない。そして、その尊大なこと。
参議院選挙で勝ちたい自民党は、賃上げを大企業に向けて、要請した。こんなことは見たことがないが、有り余って使い道のない金さえ、渋りに渋って出さないものだから、流石に見かねて、言ったのだろう。
彼らにとっては、目くそほどの金額にすぎないが、それでもその結果は、それなりに効果はあろう。出さないよりはましである。けちって、一時金のみのようだが、慎重なこった。
外国の、無茶を言う連中に対して、あえて、反対するとなれば、戦争しかないが、「戦争できない日本」を見越しての理不尽なことを、続けていると、「戦争できる国」にかえて、この仕返しをしかねないから、各国もいい加減にしなければならない。
政治を志す者は、概ね、こういうことは、我慢がならない連中が、圧倒的に多く、国民も油断すれば、これに乗っけられてしまう可能性が高い。そうなれば、また、大変なことになりかねない。