ほぼ寝たきり状態から、数値が良くなったということで、退院となったが、見た目にはネタキリに間違いなく、足は立たず、退院直前まで、食事の際は、介助してもらい、本人は口を開けて食べさせてもらうとうスタイルだった。
ところが、施設に戻れば、さっそく、車椅子に座り、入居者の皆さんと一緒に、食事となる。介護士の女性は、皆さんと一緒に食べれば、いけます、という具合で、ケアマネも「ここはスパルタやからね」などと本人に大きな声で宣告している。
案の定、病院のような介助システムは取るつもりはないようである。
家内は、かなりショックを受けた様子で、後に、小生がなんにもない(心臓の欠陥)のであれば、家へ連れて帰ろうかと思ったといった。
小生も些か、すごいなと思ったが、結局は本人次第であり、本人がやる気を出して、自分で食べられるのならその方がいいのであり、家内ほどは思っていなかった。
今日午前中、施設から注文のあった、クッションなど、新たに、品物を取り揃えて施設に行ったところ、結果的には、結構、食事をしているということであった。
この調子なら、しばらくは安心である。それにしても、やる気というのは、大きいものである。