もうすでに知っていることを、さも、新しいことのように、情報として流している。こんな放送局が支持されるだろうか。民放がさんざん報道したことを、後追いで、しかもうすい情報を流す。
したり顔のアナウンサー。知らず知らず、戦争への道を歩むのは、こんな雰囲気のなかで、進むのではないだろうか。
そこには、問題を見つけようとして、目を光らせている情熱がない。本当に、平和を求める人々の願いをうけて、本来持っている役割を充分に機能させているだろうか。
危険な動きを察知して、これに対処する方策を考えているだろうか。自民党政権の動きは、あちこちで、従来とは異なっている。その一つひとつに注目して、この従来とはちがう動きに対応してるだろうか。
細やかに、みていないと、本質からずれた番組ばかりを流している。国民はだまされてしまう。戦争をしないという決断をしている国がどういう行動をするべきか。
現政権は、普通の国になって、戦争をすることから逃げてはいけない、と考えていることが、今や明々白々となっているのに、知らんぷりをしているのは、報道機関として、最悪の態度である。これは、すでに現政権の共犯者であることを意味する。