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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

方法論

2011年12月23日 09時43分30秒 | 思考試行

問題があって、どうするか。と、問いを立てると、なんらかの解決策が得られる。あるいは、方策が見つかる。そして、熱心な行動があれば、大抵は解決する。

具体的な問題は、このようにして解決されていくようにみえる。昨日のBSプライムニュースは、なぜ日本が低成長から抜け出せないのかについて、識者の問題提起があった。

つまるところ需要がないことにつきる。企業は投資できずに貯金する。銀行まで貯金する。家計も消費しない。となれば、円高になって、悪循環となる。永年これをやってきた。

国際収支が黒字になれば、円高となって、ますます輸出がしにくくなり、また、儲けも少なくなる。黒字となることは、どこかの国が赤字となることである。

では、なぜそんなに輸出しなければならないのか。日本は資源小国と言われてきたが、今や、外貨をタップり持っているのであり、無理して輸出しなくてもいい。

無理して、合理化して、たくさんモノをつくっても、儲けはでない。それは、需要がないからだ。となれば、ほしい物は買えということだし、人件費を削りまくることで、需要は冷える。もっと、働く人にお金をまわせということになる。

みんながホシイモノを作る。需要を作り出すのは、企業の工夫である。その企業に銀行は金をだす。庶民にもお金を回す、これが解決策だという流れである。

「消費は浪費」とか、「日本は資源小国」という呪縛に囚われすぎだということだという。チョット新しい意見をきいた。