カーナビを購入した。何度も、同じ場所で間違えたり、たまに知らない土地にでかけると、地図で調べるのも結構面倒くさいところあって、ついに踏み切った。
説明書を、よく読む。テレビがみられたり、SDカードから、自分の好きな音楽まで聞けるという多機能さに驚く。背後の様子も、別売部品をつければ見ることができる。音楽などは、結線などしないで、車内で電波をとばす仕組みのようだ。
取り付けは、吸盤を使ってやるのだが、落下防止のためのストラップがあって、空気の吐き出し口の構造を利用して金具を取り付ける。紐のながさは、原始的だが、うまく調節できるようになっている。
アメリカの宇宙飛行士が、奇跡の生還を成し遂げたときに、地上で、宇宙船のなかにある部品を利用して、故障部分を補う部品を作ったが、まるで、そんな感じである。
本来は、空気抜きだけのための設計のところを、別の用途に利用している。結構な重さがある本体を取り付けるために振動への対策、取り付け部品の可動部分の強度など、工夫がされている。
そして、実際に使ってみる。適当な時期に、事前に声がかかる。無視すると、再検索を自分でして、新たなコースを案内し始める。ケナゲである。
いつも通るコースで使ってみる。全然ちがうコースとなった。そして、どうやら時間短縮もできている。高速優先に設定していたらしく、高速と平行して走行している部分では、高速を使っていないにもかかわらず、「カン違い」をしていたりする。それでも、そうでないと解れば、直ちに切り替える。文句はいわない。
すてきな「相棒」ができた。