「男の作法」は、いい本である。これで、2冊池波さんの本を読んだわけだが、キチンとした日常生活を過ごそうと思う気持ちにさせてもらった。泰吉の年齢とは、21歳違うが、感性というか、その価値観に共鳴するところが多い。無理がない。泰吉は、彼の著作を、これから、すべてを、渉猟するつもりである。勤勉な作家だけに、その量が多い。読み応えがありそうである。楽しみができた。泰吉は、本気でものごとに取り組んだことがあるだろうか、と考えてみた。この年齢まで何とかやってこれたこと、それだけでも、ほぼ満足というところがあったが、実は、生を享けた以上、何らかのお役に立ちたいという、望みがある。それは、わずかなことでいい。このブログもそういう気持ちで始めた。そのためには、習練も必要である。今、素振りなり、トレーニングの段階であると、泰吉は思っている。破綻したり、辻褄があわなかったり、碌なものではないが、修行しながら、慌てることはない。今までの、得たものと、これからの努力、姿勢をもって、何らかの仕事ができたらと思う。泰吉の方向性ができつつある。