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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

空をみながら(21)

2007年10月15日 09時24分58秒 | 思考試行
 数学の世界は、実際にどのように役立つのかよくは解らないから、大抵の人にとっては、神秘のベールにつつまれている。「フェルマーの最終定理」を読んでいると、おおくの数学者が、これに関わっている。それも、時代をこえて、おおくの数学者の仕事の成果を生かして、この形としては、簡単な問題を解決するために、ものすごいエネルギーが、注入されてきた。細部にわたって、この証明が点検されていくのだが、小さい綻びと思われていたものが、大変な意味をもったりして、大まかな考え方しかしない泰吉にとっては、苦手な分野である。それでも、谷山-志村予想という仕事によって、数学の分野で、本来別々のものとされているところに、「架け橋」がかけられて、数学界に大きな前進がもたらされたという。そして、この谷山-志村予想が証明されることは、「フェルマーの最終定理」が証明されることになるということなのだが、泰吉にとっても、こういう考え方は、持論である、多分野の成果を人生に活かすという考えにつながるものであり、これは、何をするにしても、才能がないと思っている我々凡人にとっても、学問や、科学技術の先端の細部まではわからなくとも、大きな枠として、大筋として、解ると言うことの重要性を、主張したい泰吉としては、おおいに力づけられることなのである。それは、世の中の、リーダーと目される、人々、政治家や、全世界の指導者といわれる連中にもわかってもらいたいことなのである。それは、世界が健康になる必須のことだと思っている。