ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『レッドクリフ PartII』

2009-02-06 00:15:36 | 新作映画
(原題=Red Cliff II 赤壁:決戦天下)

「さて、今日は久しぶりの“驚速”をやっちゃうかな」
----あっ『レッドクリフ PartII』だね。
でも、原作読んでいないからよく分からないって言ってなかった?
「そのとおり。
ぼくは『レッドクリフ PartI』がけっこうオモシロかったんだけど、
どうもあの映画、
原作ファンにあまり評判がよろしくない。
そのほとんどが『三国志演義』とは違うというものだったみたい。
それを意識したのか、
今回のプレスにはこの映画は『正史三国志』を基にした、
ジョン・ウーのオリジナルということが強調。
確かにそうでなきゃ、
わざわざ映画として作る意味はないよね」

----オリジナルの部分って?
「『PartII』は、映画ならではのキャラクターがさらに増えてくる。
それと、女性に与えられた役割だね。
小喬にしろ尚香にしろ、
彼女らは自分の意志で行動するんだ」

----前作に比べて戦闘シーンが多くなったと聞いたけど、
その話だけ聞くと、
ドラマの方が強いみたい。
「前半は、そうだね。
簡単に言えば、今回のストーリー、
その出だしはこうなる。
慣れない土地での逗留のため、
曹操軍に疫病が発生。
ところが曹操は兵を葬るどころか死体を川に流して対岸へ。
自軍にも疫病が蔓延したことから、
劉備は兵を引き上げる。
そのため矢が少なくなったことを怒った周瑜は諸葛亮に
矢の調達を命じる。
今夜の舞台挨拶で金城武
『矢を取ってくるところ』を
その見どころにあげていたけど、
なるほどここかって感じだったね」

----えっ?舞台挨拶があったの?
「うん。今夜の試写会は
『レッドクリフ』フェスティバルと銘打って、
TOHOシネマズ六本木ヒルズの全スクリーンを使用。
リン・チーリンや主題歌を歌ったアランまで来ていて、
それを同時開催の大阪と福岡にも流していたんだ。
しかも羽根ペンやプレミアムIDカード(シリアル入り)と大盤振る舞い。
さらにはドリンクにポップコーンまで…」

----それは確かにスゴいけど、
話がそれていニャい?
アクションはどうだったのよ?
「ゴメンゴメン。
あまりにビックリしたから。
さて、今回のハイライトの
2000隻の船の大炎上シーンは
正直言って思ったほどでもなかった。
どこかで観た感じと思ったら、
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスタッフがVFXを担当。
フォーンは知っていると思うけど、
あの第一作って、ぼくはそれほど買っていないんだ。
それよりもその後の地上戦の方が迫力だったね。
劉備軍も加わり、
最後に曹操を追いつめるところは、
諸葛亮を除いて全員が勢揃い。
お得意の三すくみどころか、
いくつもの睨み合いが出てくる」

---そうか。諸葛亮は直接戦いに加わらないものね。
他には?
「監督はラストは『七人の侍』というようなことを言っていた。
で、例のセリフが出てくるのかなと思ったら……」

----思ったら?
「まあ、これは言わない方がいいか。
それよりも夜の戦が多くて分かりにくいところがあったな。
『影武者』ほどではなかったけど。
後はラストの夢のように美しい長江の風景。
これはおそらくVFXだろうね。
ダムの建設で、あんな山水画みたいな風景は
もう望めないんじゃないかな。
そうそう、最後に『あの馬』も出てくるよ」

---ニャんだっけ、それ?
「う~ん。
そういう人は、
もう一回、前作を復習した方がいいかも」



           (byえいwithフォーン)


※ある必要性から、もう一度プレスを見直してみたのですが、
INTRODUCTIONには
「歴史書の『三国志』、小説の『三国志演義』を踏襲し、
勇気、友情、愛をテーマにしたまったく新しい物語として完成した
『レッドクリフ』二部作」
コラムの『レッドクリフに見る』三国志の項には
「ベースとなるのは中国における正当な歴史書、つまり正史の『三国志』。
同じくコラムの「これがジョン・ウー版『赤壁の戦い』」には
「『正史三国志』『三国志演義』とは違った解釈で魅せる勇気、
友情にこだわったジョン・ウー版『赤壁の戦い』を紐解く」
とありました。



フォーンの一言「ポップコーン・ムービーにしていいのかニャ?」複雑だニャ

※またまた賛否両論ありそうだ度

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
えいさんへ  (kei)
2009-04-19 00:30:31
>内包されているテーマは観た人それぞれに
>映画そのものから受け取る。

 それが本来正しいあり方でしょうね。自分で自作の解説をするなどもっとも恥ずかしいと言われますが、それにちかいことをやってますね。しかし何故あえてそういうことをやったのか?
 日本に先駆けて公開された国でこの映画は大ヒットしましたが、そういう受け取り方をされなかったのではないか。中国でなどお笑い映画みたいな言われ方をされてましたしね。
 観客それぞれの受け方に任せる。それは美しい。しかし自分が込めたメッセージが受け止められていない。それは寂しいことでしょう。私財までもつぎ込んで創った映画なのに。
 自分は単なるエンタメ作品を創るためにあれほど苦労したのではない!そういう思いがああいう過度な自己解説に走らせたように思います。
返信する
■Keiさん (えい)
2009-04-18 14:04:00
こんにちは。

なるほど。
副題の意味が少し理解できた気がします。
ただ、個人的には
副題を付けたことで、
映画がかえって小さくなった気がします。
内包されているテーマは観た人それぞれに
映画そのものから受け取る。
そういうかたちの宣伝の仕方のほうが
ぼくは好きです。
一緒にしてはいけないのでしょうが、
なんだか『20世紀少年』を思い出してしまいました。
返信する
■ノラネコさん (えい)
2009-04-18 13:39:47
なるほど。


ぼくも黒澤明で観てみたかった気もします。
ただ、彼の場合も
『七人の侍』の頃のアクション主体の描き方で、
『影武者』以降の様式美が前に出たアプローチだと、
どうかなという気もします。
返信する
■メビウスさん (えい)
2009-04-18 13:37:14
こんにちは。

ぼくもジョン・ウーのオリジナルな世界を堪能しました。
ただ、おっしゃるような曹操軍の活躍といったところまで脚色するのは、
さすがに現状の製作体制では難しいでしょうね。

近々『GOEMON』という異色作が公開されますが、
あそこまで好き勝手にやるのならば別でしょうけども…。
返信する
未来への最終決戦とは (kei)
2009-04-17 19:35:55
 このレッドクリフという作品は、史実を土台として、詩文、小説、民間伝承、京劇、最近ではゲームなども含め、虚実取り混ぜて巨大化した「三国志文化」(三国演義もそのうちの一つに過ぎない)の集大成を「赤壁」で切り取ったものである。それだけでもかなりすごいと思うが、ジョン・ウー監督はその上に自分の理想を乗せた。

 監督によれば、中国・韓国・日本・モンゴル・アメリカといった国々の人間が集まって、力を合わせて一つの目的に邁進したこの映画の制作現場自体が映画のテーマを示しているという。

 映画ではまず劉備軍と呉との同盟を描く。これにもごたごたがあるが、強大な敵を前にして同盟を結ぶ。そして、開戦派急先鋒だった孫尚香が敵地に乗り込み、純朴でちょっと頭が弱い孫叔材と知り合う。そして彼女の目の前で彼は死ぬ。こいつは友達だ、こいつは好きだ。この気持ちが敵味方の心を通じ合わせるものだと映画は語る。

 そして呉軍がしかけた火計により地獄と化した戦場。その中を、観客は映画の中の人物とともに行く。「もう見たくない!」と観客に思わせるだけの「痛み」感のある映像。それは「迫力あってかっこいい」などという感想を許さない。しかし観客が嫌がっても戦いは終わらない。

 最後に曹操と対峙したときに彼らにあったのは、もう殺し合いは嫌だという理屈抜きの厭戦感だったように私は思う。殺そうと思えば殺せた曹操を殺さなかったのはそういうことだったのではないか。そして小喬を救う=次世代を救うことで戦いは終わる。

 この映画を創った国々は、かつては相互に血みどろの争いを繰り広げてきた国々であり、現在もまた、これらの国々には不信感をむき出しにする者たちが少なくないことは、よく知っての通りだ。しかし、互いに友達になろうと努力する者たちも少なくはない。

 友達になることが出来なければ、映画で描かれたような地獄絵図は未来においても繰り返されるだろう。この映画のサブタイトルを「未来への最終決戦」としたのはそういうことなのだろうと思う。

 しかしこの映画に夢中になり、そのキャストに惚れ込むということは、日本人は中国人を、そして中国人は日本人を好きになることでもある。この映画が好まれ、ヒットするということは、そういう人を増やすことになる。

 それがジョン・ウーの意思なのだと私は思う。大げさすぎる、エンタメでいいじゃないかと言う人はいるだろう。実際それで良いと思う。しかこの映画を見る人の多くに、何かが残ったことは確かだろう。

 映画の最後に、チベット系中国人であり、チベット仏教徒であるalanが歌う主題歌はそういうテーマが表現されていると私は思う。
返信する
もはやオリジナル (ノラネコ)
2009-04-16 00:39:40
実は「三国志演義」というのは物語の構造的に、ものすごく映画にし難い話です。
その意味で、私はよくぞここまで纏めたと思いますし、これはもう「演義」でも「正史」でもないウーならではのオリジナル「三国志」だと思っています。
意外と細かい部分までシナリオが練り込まれてるのも含めて、かなり満足度は高かったっです。
戦闘シーンには黒澤映画へのオマージュと思しき描写もありましたが、もしも黒澤が生きていたら、この映画をどう観たでしょうね・・・
返信する
エンタメ三国志 (メビウス)
2009-04-14 13:24:40
えいさんこんにちは♪

三国志の知識などを主にゲームから知り得た自分にとっては原作ファンの人達と見方が違うせいか、パート1同様本作もエンタメ三国志として楽しむ事が出来ましたね♪特に赤壁の戦いは焦らされてた分もあり、大合戦あり大爆発ありで興奮しましたっ。

でも原作とは違うジョン・ウーオリジナル三国志ならば、曹操軍も作戦を崩されてあたふたした後も、なんとか体勢を立て直して互角の戦いを演じて欲しかったですね~。猛将同士の一騎打ちなども見たかったですし。
返信する
■ななさん (えい)
2009-04-13 22:32:30
こんばんは。

ジョン・ウー監督は、
それこそ、
あれもこれも詰め込みたかったんでしょうね。
それをうまくできたととるか、
いや散漫になったととるか。

ぼくは前者かな。
なんて、甘いかも。(汗)
返信する
■シムウナさん (えい)
2009-04-13 22:20:38
こちらこそいつもありがとうございます。

男の生き方、女の生き方。
それぞれが楽しめ、
ぼくは十分に満足できました。
返信する
■Agehaさん (えい)
2009-04-13 22:19:18
こんばんは。

映画は映画でしかないと思うのですが、
有名な原作とか、
はたまた史実が基になっていると
なかなかそうはいかないというのが
現実なのでしょうか?

ぼくは、
ジョン・ウーガ作った史劇
という感じで
『ベン・ハー』のような楽しみ方をしてしまったのですが…。
返信する
私も楽しめました (なな)
2009-04-13 00:30:05
原作の三国志の知識まったくないし
映画が楽しめたからといって原作を読もうとまでは思わないので
この映画はエンタメとして割り切って楽しめました。
Ⅱの女性陣の活躍は同じ女性としては嬉しかったのですが
やはり英雄の活躍の方に時間を割いてほしい気もしましたね。
孔明と周瑜の頭脳戦がⅠより楽しめて
その点も満足できましたよ。
返信する
TBありがとうございました (シムウナ)
2009-04-12 15:59:03
TB有難うございました。
中盤からのアクションの見せ場の連続に、時間を
忘れて見入ってしまいました。
前半がもう少し締まってくると最高だったのですが。
しかし、勇気、愛、結束力、信じる心。
胸が熱くなる要素たっぷりの映画でした。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
返信する
Unknown (Ageha)
2009-04-12 14:08:01
自分たちで仕掛けておいて
でもその火責めの悲惨な風景に呆然とする
孫権と周瑜の表情が印象的でした。
来るな、斬るぞ・・・ホントは殺したくない、
それを戦場では青二才というかもしれませんが
火責めで大量に敵味方死んでいく中で
懸命に平和の二文字をもりこもうとしてた気がしました。

孔明と周瑜もツーカーの仲として描かれ、
女性たちは自分で道を切り開こうとする、
それはジョンウーバージョンの三国志でしか
ないのかもしれませんが、
迫力とメッセージのある、エンタメとして
十分オッケーだったのではないでしょうか?

「この戦いに勝者などいない。」

コレをいわせたいがための
派手な戦闘シーンだったような気がします。
返信する
■にゃむばななさん (えい)
2009-04-11 11:01:11
こんにちは。

チャン・イーモウですか。
ぼくは、最初なぜジョン・ウーと思ったのですが、
いああ、これはこれで
エンターテイメントとして楽しめました。
最後のそろい踏み。
あのスタイリッシュさは
まさに『男たちの挽歌』でした。
返信する
チャン・イーモウの方が・・・ (にゃむばなな)
2009-04-10 20:40:12
個人的には張芸謀監督に「三国志」は撮ってほしかったのですが、まぁジョン・ウー監督でこれなら及第点ではないでしょうか。

歴史モノというよりは最後は『男たちの挽歌』の頃と変わらず英雄モノとして締めたところもこの監督らしかったと思いました。
返信する
■JKさん (えい)
2009-04-01 22:39:00
こんばんは。

JKさん的にはダメでしたか。
ぼくは楽しめたので、
こういうとき、どうお答えすればよいのやら…(汗)。

ぼくは、ラストのそろい踏み、
ゾクゾクしたんだけどなあ。
返信する
とても残念でした (JK)
2009-03-29 22:29:57
いやー、これは久々に見た"やっちゃった"映画ですね。
どうでもいいエピソードがダラダラと続く退屈な展開、
余計なだけの女優陣、パート1と代わり映えしない男優陣
ちゃぶ台があったら、お茶ごとひっくり返したくなりました。
こんな内容でラストにそれらしいことを言われても少しも心に響きません。

戦闘シーンで多少盛り返しますが、それとて新鮮味はなし。
中村獅童は架空の人物だけに設定にこだわらない人物になって良かったです。
しかし前後編に別ける必然性はほとんど無いですね。
返信する
■keyakiyaさん (えい)
2009-02-14 17:15:20
こんにちは。

そうでしたか。名場面はすべて入っていたんですね。
どうりで、ぼくみたいな
素人でも楽しめたはずです。

第二部では曹操も魅力的に描かれています。keyakiyaさんでしたら
十分にお楽しみいただけるのではないかと…。

ぜひ、ご期待ください。
返信する
Unknown (keyakiya)
2009-02-13 20:59:27
もうご覧になられたのですね。
なんともうらやましい。
自称三国志オタクですが、パート1はよかったですよ。
三国志の名場面は一応魅せてくれています。
何ぶん、有名登場人物が多いので、それぞれの人物に思いを寄せて物語を想像できるのが三国志の魅力です。
ちなみにボクは大の孔明ファンですが、周瑜も大好きで、
ゲームでは周瑜キャラもよく使います。
といいながら、実は曹操も好きなんです。
北方三国志では曹操もなかなか魅力的に描かれています。
というわけで、とにかくパート2が待ち遠しい春です。
返信する
こんばんは。 (えい)
2009-02-07 22:24:13

まとめレスで失礼します。

■keiさん

はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
そういえば、
今回、曹操が悪役(?)ながらも魅力的に描かれていました。
本文には書き忘れてしまったのですが、
病に伏した兵たちを鼓舞するシーンなどは、
なるほど
こうやって人心を掌握するのかと、
感心させられました。
(好きではないですが…)
あと、オモシロかったのが
周瑜と曹操が、それぞれ
お互いを「逆賊」と言い合うところ。
どちらも自分が正しいと思っているわけで、
あたりまえではありますが
立場によって「逆賊」は変わるんだなと思いました。


■よろづ屋TOMさん

お心遣いありがとうございます。
この映画、ぼくにも「三国志」への目を開かせてくれました。
そういう人、他にも多いかも。
舞台挨拶では例の「十万本の矢」について、
金城武が「本ではいま一つはっきりしなかったイメージがくっきりとなった」
みたいなことを言っていました。
あと、これはプレスに載っている金城武のコメントですが、
興味深いので少し引用します。
「僕が見てほしいのは、孔明が『風を借りる』シーンです。
僕が読んだ本にそういう表現があったのですが、
監督が読んだ本には『孔明は計算上、風が吹くのがわかっていた』と書かれていたみたいで、
『それは読んだことがない。おもしろいからやってみよう』と言ってくれたんです」
とのこと。
「三国志」って
ほんと、いろんな本が出ているんだなということがわかったエピソードでした。
返信する
すみません、漢文の原書は読めませんので (よろづ屋TOM)
2009-02-07 21:05:17
私の知ってる正史や演義はすべて日本人が解釈した本や文書によるものですので、漢書や史記に関するものもそういう本でしかありません。
その乏しい知識の中では、歴史書として曹家を指しての賊扱いはなかったもので、上記のコメントに至ったものです。
勉強不足でえいさんにもご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。
返信する
はじめまして。正史ですよ (kei)
2009-02-07 16:13:01
 私は最初からこれは史実(特に呉志)が基本だと思ってましたから、我が意を得たりですね。
 歴史には主人公などありません。周瑜伝なんかでは、曹操は「曹賊」と言われますしね。失礼ながらよろづ屋TOMさんは、史書自体を読まれたのか?と思ってしまいます。
 ただ、史実をふくらます過程で、演義のイメージが強く、かつ史実とさほどに矛盾しないことについては、演義を使っていますね。例えば十万本の矢や劉備夫人の井戸への身投げなどですね。
 しかし、周瑜が赤壁の戦いの中心であったという史実は曲げていません。ここが演義と大きく違うところですね。
返信する
■よろづ屋TOMさん (えい)
2009-02-06 12:21:40
こんにちは。
今回のプレスを読んでみて感じたのは、
大ヒットにも関わらず『三國志』ファンからのツッコミがあまりにも多かったため、
少し釈明が入っているのかな…ということ。
ただぼくも、ざっくり読んだだけなので、
誤読している可能性も。
今夜読み直して、違っていたら訂正させていただきます。
m(__)m
返信する
ゑ~、正史だったんですか!? (よろづ屋TOM)
2009-02-06 10:30:08
もちろん後編(ですよね、3あったら笑いますよ)はまだ未見ですが、1で曹操を悪臣そのものとして描いた時点で『演義版』以外の何ものでもないんですが…
正史だと魏を王朝の正統継承国とする歴史ですから蜀も呉も統一の邪魔をする第三国な筈なんです。もちろん矢を調達する孔明の知略とかの講談ネタ話もないし。

ジョン・ウーは確信犯でしょうけど、なんとなく1の時といい、肝心の広報の人がちゃんと三国志演義を知らない可能性が…
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