ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

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『スラムドッグ$ミリオネア』

2009-02-07 12:33:47 | 新作映画
(原題:Slumdog Millionair)

※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。危険です。
でも言いたいです。鑑賞ご予定の方は、その後でお願いします。m(_ _)m




「某映画評論家氏の決めゼリフを借りれば
『これ、観なさい!』と、それだけ言って終わらせたいのがこの映画。
まるでメキシコ辺りの映画を観ているように
赤茶けたざらついた映像。
なんでこれがよりによってアカデミー賞候補と
思っていたら、怒濤の展開。
スリルあり、アクションあり、恋愛あり。
最後は涙、涙、また涙」

----ちょ、ちょっと待って。
フォーンがいるの忘れていニャい?
「ごめんごめん。興奮しすぎちゃった。
この映画は、ゴールデン・グローブ賞
最優秀作品賞ほか4部門を受賞。
きたる2008年度アカデミー賞授賞式において
『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』の対抗馬として、
いま、熱い視線を浴びているんだ。
ストーリーは、簡単に言えばこういうもの。
突然、警察に逮捕された少年ジャマールは。
その理由というのが、
世界最大のクイズショー『クイズ$ミリオネア』に出演し、
あと1問正解を出せば、番組史上最大の賞金を獲得できるところまできているから」

----えっ?それって、おかしくニャい。
逮捕の理由にはならないよ。
「『このクイズ番組では、
これまでどんな文化人も
ここまで勝ち抜いてはこれなかったのに、
スラム育ちのお前ができる分けない。
ズル、いかさまをしているに違いない』というのがその理由なんだ」

----う~ん。その決めつけは怖いニャあ…。
でも、だれが「いかさま」と思ったの?
「それは言えないな。
観ているうちに分かる仕組みになっているからね。
この映画の巧さは、
取り調べ、番組出演、そして少年のこれまでの人生。
この3つがモザイクとなって一つの映画世界を作っているんだ。
実は、問題の一つひとつが少年の生い立ちに関わってくる問題。
そういう意味では、彼が答えられたことが偶然でもあり、
また、ありえないことを描いたファンタジーでもある。
でもね、重ね重ね言うけど、
これはほんとうに映画的至福の体験。
観ないと一生損をする。
大言壮語すれば
『この一本あれば、今年は(とりあえあず)生きていける』」

----また、大きく出たニャあ(笑)。
最後はどうニャるんだろう。
監督はダニー・ボイルだっけ?
「そう。さてここからが※ネタバレ注次にあげる映画を知っている人はゴメンナサイ。
実はこのラストは1968年の映画『ジョアンナ』へのオマージュ。
その映画を観ていない人はビックリ仰天間違いないと思う。
あと、功績としてあげたいのは脚本。
『フル・モンティ』のサイモン・ボーフォイだけあって、
ここ意外にはありえない、最高のエンディングを用意してくれる。
あ~あ。喋っているうちにまた観たくなったな」


           (byえいwithフォーン)


フォーンの一言「それはフォーンも観に行かなくちゃなのニャ」もう寝る

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33 コメント

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大感動でした (かめ)
2009-02-12 00:42:56
こんちには、
2008年の最後に観た作品です。
大きな期待もしていなかったのですが、いや~良かったです。
映画の魅力を沢山織り込んで、今後の見本になるような作品でした。
アカデミー賞、とって欲しいです。
■かめさん (えい)
2009-02-12 23:20:06
こんばんは。

これは少しでも多くの人と語りあいたい作品です。
オスカー・ノミネートで言えば、
『リトル・ミス・サンシャイン』のような
ポジショニングで
まず受賞は難しいでしょうが、
もし受賞したら祝杯あげたいです。
こんにちは☆ (dai)
2009-02-22 14:56:56
いや~あ、良い映画でしたね!
全てがあのラストの感動のために
完璧に作ってあるようで素晴らしかったです。
ただやっぱり個人的好みなんですが、
あの感動の後にあのダンスは少しダメでした。
■daiさん (えい)
2009-02-23 16:01:06
こんにちは。

いやあ、やりましたね
『スラムドッグ$ミリオネア』。
作品賞ノミネート65本全部観ましたが、
これしかないです。

あの「ダンス」(ネタバレだけどゴメンナサイ)、
ぼくは祝祭って感じで好きでした。
こういうエンディングは『ジョアンナ』以来。
『時をかける少女』は
そのパクリだあ~と、当時思っていたことを思い出しました。
温かいコメント、ありがとうございます。 (よろ川長TOM)
2009-04-09 23:14:33
大丈夫です。筆が止まってたのは映画ブログだけですので。
というのも、ここしばらく自分が映画ブログを書く意味、その役目が見いだせてない気がしてまして…
もちろんそんな大それた影響力など皆無な吹けば飛ぶブログではありますが、それでもささやかでも、誰かの役に立ちたいから映画のブログもやりはじめたんだという事をようやく思い出すことができたところです。

映画そのものさえ観ようという気が失せつつありましたが、やはりこうした作品に触れる事で、考える事で、自分の再発見ができるんだなとあらためて実感している次第です。
えいさんほどの方に気を遣っていただけて本当に光栄です。あらためてこれからもよろしくお願いいたします。
Unknown (mig)
2009-04-10 15:17:08
えいさんこんにちは、送ったTBは反映されなかったのかな、、、

噂どおり、楽しめました
あのラストはインド的で、そうきたかと満足です☆
■よろ川長TOMさん (えい)
2009-04-11 10:56:22
こんにちは。

よろ川長TOMさんの書かれた文章を拝見。
思わず書き込みをしたくなり、
余計なお世話かなとも思いつつコメントを残させてもらいました。

映画ブログの役目……。
ぼくの場合は
早い段階で映画を拝見させていただいているお礼の気持ちから、
その映画のオモシロさを
少しでも早く多くの方にお伝えしたいという気持ちから始めました。

映画の観方は人の数だけあると思います。
よろ川長TOMさんは、
蓄積された深い映画知識を基にされた
ユニークなご紹介が多く、
毎回、とても楽しみにしています。
今後も長く続けていただければ、
ファンの一人としてうれしいです。
勝手なことばかり言って申し訳ございません。
■migさん (えい)
2009-04-11 10:59:22
こんにちは。

そうなんですよ。
migさんからはコメントいただきながら、
TBのほうがないことも多く、
それって意図的かなとも思い、
あえて
こちらからは触れることを避けておりました。
そうか。
やはりgoo同士でありながら、
うまくいっていなかったのですね。

さて、あのラスト。
確かにボリウッドと考えればそうなのですが、
(ここネタばれ)。
場所がプラットフォームということもあり、
ぼくは同じイギリス映画の
『ジョアンナ』を思い出したのでした。
子役がいきいき (ノルウェーまだ~む)
2009-04-18 08:13:47
えいさん、お久しぶりです。
ロンドン上陸してようやく落ち着いてきたので、復帰第一作で、この映画をレビューしました。
実にいい映画ですよね。
子役たちの生き生きした表情で、字幕なしで見ていることも忘れてしまうほどでした。
■ノルウェーまだ~むさん (えい)
2009-04-18 14:07:42
おかえりなさい。

ついにこの映画、今日から公開ですね。
とてもうれしくなります。
明後日、また観にいこうと思っているんです。
ヒットするといいなあ。

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