(原題:The Day The Earth Stood Still)
-----思ったとおり、
今日はこの映画だったね。
フォーンまで一緒に連れて行ってくれたし…。
「それはそうだよ。
なんと言っても、
これはこの冬一番の話題作。
まずは観ておかなくては…」
----えいは、1951年のオリジナル、
『地球の静止する日』は観てないの?
「うん。あのロバート・ワイズが
若い頃に作ったというのは知っていたけど、
なにせ、それはぼくが生まれる前の話。
どちらかというと“伝説”の域だね。
でも、今回のリメイクを観て、
オリジナルがスゴく観たくなったな」
----どうして?
「ここまで人類に対して友好的な宇宙人を
『未知との遭遇』(1977)以前に
生み出していたということへの興味かな。
巨大な飛来物から
人間の姿をした宇宙からの使者クラトゥが現れるところなんて、
写し方まで『未知との遭遇』そっくり。
あと、今回の内容が、
人類が考え方を改めない限り、地球は滅びてしまう。
人類よりも地球が大事。
だったら、人類を滅ぼして地球を助けよう----という、
温暖化や環境破壊を意識したものだったということ。
オリジナルの設定では
“人類に核兵器の放棄を要求。
そして要求が受け入れられない場合、
地球上の全エネルギーを停止させると宣言”(allcinemaより)
という核の時代を象徴した映画のようだから、
やっぱり比較してみたくなる」
----そういえば、そうだニャあ。
現代は核戦争の恐怖よりも
ゴアが言うところの『不都合な真実』の世界だものね。
「そういうこと。
ただ、今回の映画では
そのあたりをはっきりと言わないものだから、
なんとなくこじんまりとまとまった映画になった感じがする。
出てくるのも、キアヌ・リーブス扮するクラトゥと
巨大ロボット、ゴートくらいだし」
----あのゴートって、ロボットもかなり古めかしかったね。
まるで「鉄人28号」あたりに出てきそう。
「というより、
映画そのものが『インベーダー』か『X-ファイル』かって感じ。
全地球規模の大きな話の割には、
TVシリーズ的なノリ。
やはりオリジナルの影響が強いんだろうね。
ぼく個人的には、
こういう古典的なSFは嫌いじゃないけど」
----そういえば、ノアの方舟を意識していたよね。
「うん。
その洪水に当たるのが金属蠅。
『バグズ・アールド』や 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』に出てきた
サスライアリみたい。
通ったところがすべて喰いつくされていく。
ただ、この映画どうしてもラストが腑に落ちない」
----そうそう。
あれくらいで、
人間には可能性があるとか、
変わりうるとかになるものかニャあ。
たった一人の女性の行為でしょ。
「だよね。
やはり小さくまとまっている。
最初に、このタイトル聞いたとき、
地球が自転を止める話かと思っていたから、
よけいに落差が大きい」
----それはフォーンも同じ。
そのことをクラトゥが教えにきたのかと---。
「違ったねぇ~」
----違ったニャあ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「地球は止まらないのニャ」
※人類が静止して、新しい歩みを始めるって話だ度
お花屋さん クリスマス・ブーケ、お正月飾りも。
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
-----思ったとおり、
今日はこの映画だったね。
フォーンまで一緒に連れて行ってくれたし…。
「それはそうだよ。
なんと言っても、
これはこの冬一番の話題作。
まずは観ておかなくては…」
----えいは、1951年のオリジナル、
『地球の静止する日』は観てないの?
「うん。あのロバート・ワイズが
若い頃に作ったというのは知っていたけど、
なにせ、それはぼくが生まれる前の話。
どちらかというと“伝説”の域だね。
でも、今回のリメイクを観て、
オリジナルがスゴく観たくなったな」
----どうして?
「ここまで人類に対して友好的な宇宙人を
『未知との遭遇』(1977)以前に
生み出していたということへの興味かな。
巨大な飛来物から
人間の姿をした宇宙からの使者クラトゥが現れるところなんて、
写し方まで『未知との遭遇』そっくり。
あと、今回の内容が、
人類が考え方を改めない限り、地球は滅びてしまう。
人類よりも地球が大事。
だったら、人類を滅ぼして地球を助けよう----という、
温暖化や環境破壊を意識したものだったということ。
オリジナルの設定では
“人類に核兵器の放棄を要求。
そして要求が受け入れられない場合、
地球上の全エネルギーを停止させると宣言”(allcinemaより)
という核の時代を象徴した映画のようだから、
やっぱり比較してみたくなる」
----そういえば、そうだニャあ。
現代は核戦争の恐怖よりも
ゴアが言うところの『不都合な真実』の世界だものね。
「そういうこと。
ただ、今回の映画では
そのあたりをはっきりと言わないものだから、
なんとなくこじんまりとまとまった映画になった感じがする。
出てくるのも、キアヌ・リーブス扮するクラトゥと
巨大ロボット、ゴートくらいだし」
----あのゴートって、ロボットもかなり古めかしかったね。
まるで「鉄人28号」あたりに出てきそう。
「というより、
映画そのものが『インベーダー』か『X-ファイル』かって感じ。
全地球規模の大きな話の割には、
TVシリーズ的なノリ。
やはりオリジナルの影響が強いんだろうね。
ぼく個人的には、
こういう古典的なSFは嫌いじゃないけど」
----そういえば、ノアの方舟を意識していたよね。
「うん。
その洪水に当たるのが金属蠅。
『バグズ・アールド』や 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』に出てきた
サスライアリみたい。
通ったところがすべて喰いつくされていく。
ただ、この映画どうしてもラストが腑に落ちない」
----そうそう。
あれくらいで、
人間には可能性があるとか、
変わりうるとかになるものかニャあ。
たった一人の女性の行為でしょ。
「だよね。
やはり小さくまとまっている。
最初に、このタイトル聞いたとき、
地球が自転を止める話かと思っていたから、
よけいに落差が大きい」
----それはフォーンも同じ。
そのことをクラトゥが教えにきたのかと---。
「違ったねぇ~」
----違ったニャあ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「地球は止まらないのニャ」
※人類が静止して、新しい歩みを始めるって話だ度
お花屋さん クリスマス・ブーケ、お正月飾りも。
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※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
この映画マスコミ試写が一回しかなかったそうですね。
日本語化作業が間に合わなかったとか色々言われていますが、実際観てみるとどうもその理由は出来栄え・・・という気がしてしまいます(笑
クラトゥがああいう決断を下す理由にどうも説得力がないんですよね。
人類が変わるというのはヘレンの口から語られてるだけで、執拗に攻撃を繰り返す軍などはとても変われるように見えませんでしたし。
旧作の物語を踏襲している前半は面白かったですが、テーマを変えている分後半は必然的にオリジナルの展開になり、その部分が決定的に弱かったと思います。
テーマ自体はタイムリーなだけに勿体無い印象です。
そうなんです。
16日の朝10時半。
時間をあわせることができませんでした。
ということで、
昨日映画館で観たのですが、
えっ、これで終わり?
そんな拍子抜けの感じを受けました。
これで地球が救われたのなら、
ヘレンは全地球人類が崇め讃えなくてはならない、
唯一無二の救世主ですよね。
でも、このテーマの改変は、
これからでも次々とSFのリメイクが生まれていく魁となった、
そういう予感がします。
以前より小さくなりましたか?(^_^;)
テンプレちょっと変わったのかな?
さて、映画ですが、私も、最後、へっ?
これで終わり?って思ちゃいました(^^ゞ
キアヌが好きなので、つまらなくはなかったのですが、タイトルが大きい(すごい?)割には
中身は普通だったかなあ(ーー;)って思います。
へレン親子の親子愛、チェンジ?で
人類滅亡計画の実行を思いとどまったのは
なんだかなあと言う感じでした。
なんかもったいない感じの作品でしたσ(^◇^;)
えいさんが公開してから、鑑賞するのは珍しいと思ったのですが、試写会って1回しか
なかったんですね(*_*;
鋭いですね。
gooが「カスタムテンプレート」への移行を進めているようで、
いつの間にかこうなっていたんです。
ページによっては、
フォントがそのままのもあり、
調整法があるのかもしれないんですが、
ぼくにはまだそれが掴めていないんです。
さて、映画。
これに関しては、腰砕けを感じてられる方が多いようですね。
タイトルがタイトルですし…。
珍しく、日本語にしたのが裏目に出たって感じ(汗)。
そう、これの試写は一回だけ。
その頃、ぼくは胃カメラ飲んでました。
あっ、結果は何ともなかったです。
なるほど,なるほど。そうだったら面白かったでしょうね!
これはテーマはとってもひきつけられるものがあるのに
ほんとストーリーの肝心な点に説得力がなかったですね。
脅された人類はもっと真剣にパニクって多大な努力をしてみせなければいけませんよねぇ?
・・・それも大勢の人間が。
面白くなくはないけど,不満の残る作品でした。
この作品は、オバマのキャンペーンに使えそうでした。
やはり、皆さん後半の失速を指摘されますね。
何か結果を急いで書いてしまったような脚本ですね。
前半のテーマからすると、少しオリジナルと結末を変えても良かったかも知れませんね。
そうなんですよ。
内容を知らず、タイトルだけが先行していて
ロバート・ワイズ『地球の静止する日』とは、
そういう時点が止まる映画で、
片方はいつも夜ばかり----。
これじゃあ、荒唐無稽ですね。(笑)
こちらも宇宙人が出てきて、
ロボットが出てきてで、
どっちもどっちですが、
テーマがしっかりしていただけに
もったいないです。
いまのアメリカの空気にピッタリあっているんでしょうね。
「私たちは変わることができる」。
日本はどうなんだろう?
後半の失速は、
説得力がなくなった分、
とても残念です。
いいテーマなのに……。